2013年8月9日金曜日

楽しかったファンタジー森キャンプ

横浜YMCA2013サマーキャンプ・ファンタジー森キャンプの報告
 この度は、夏季ファンタジーキャンプにご参加いただき、ありがとうございました。
 キャンプでは、リーダー対メンバーという関わりだけでなく、参加している友だち同士の関わりを大切にしていきました。友だちとの関わりを深めていくことで、考え、気づき、学んでいきます。大人が介入するよりもずっと多くの成長があるものです。1日目に行ったポイントハイクでは、各ポイントにあるミッションをクリアしていきました。初めのうちは、地図をもって一人でかけだしてしまう子や、リーダーシップをとるあまりに強い口調になってしまう子もいましたが、どのようにすればクリアできるのかを考え、助け合い、協力すること、相手を思いやることの大切さ、集団行動の難しさを体験しました。
また、ファンタジーキャンプのメインプログラム(富士散歩)では、子供達の体力が心配でしたが、登山中弱音を吐く子は一人もいませんでした。登山は間を開けずに歩かなければならないので、間隔を開けないように一生懸命歩いている姿がとても印象的でした。途中森林の中を通って、倒木の一本橋で遊んだり、木で作った手作りブランコで遊んだりして、自然でできた遊び場を思いきり満喫しました。森林の中では、クマが食べた木の皮の跡や、鳥の鳴き声に気づいたりなど、一歩一歩が新しい発見ばかりで、子供達のキラキラしたすてきな表情をたくさん見ることが出来ました。また砂走りでは、砂でできた大きな自然のすべり台を何度も上っては走り降りたり、転がって降りてみたり、泥だらけになりながら遊んでいました。
初めてキャンプに参加される方も、再びご参加いただいた方も、不安や心配な点もあったかと思いますが、保護者の皆様にはお子さまを温かく見守り、送り出して下さったことに心から感謝いたします。
 このキャンプでの体験が、今後のお子様の日常生活に反映し、新たなるステップを踏みだすきっかけになればと思います。短い3日間のキャンプ期間には、友達やリーダー達との出会い、富士山の雄大な自然との触れ合いなど様々な体験が成されたことと思います。そして、キャンプで身に付けたことを今後の生活の中で役立てていただければと思います。未来に向かってたくましく羽ばたいていく子供達の健やかな成長を、スタッフ一同、心から願っております。再び、キャンプでお会いできることを楽しみにお待ちしております。ありがとうございました。
(ファンタジー森キャンプ引率担当:青木一弘)