2013年8月22日木曜日

ゴスペルは感謝、叫び、調和、癒し

湘南とつかYMCAゴスペルクワイヤクラスの報告8
 今回、ブログ作成の担当を引き受けてくださったのは、テナーの岸宗さんです。いつも素敵な笑顔と熱意を持ってクラス参加いただいています。また、コンサートではビデオ撮影などのご協力もしてくださっています!
 テナーの「あんずパパ」こと岸宗が、ゴスペルの魅力についてお話ししたいと思います。歌の上手下手は関係ありません。誰でもいつでも、自分のペースでやっていけるゴスペルクワイヤ、私は大好きです。
ゴスペルは感謝(Thanks):
 YMCAゴスペルクワイヤとつかの練習は、国友先生の冴えわたるトークで始まります。そして「今週一週間にあった感謝したいこと」を皆でシェアーします。「娘の大切な記録映像を消しちゃったのですが、友人から映像が手に入りホッとしました。」「病気が良くなり、薬の量が減ってきました。」等々、日常の喜びを分かち合います。「神様ありがとう」は、ゴスペルの基本ですね。
ゴスペルは叫び(Shout):
 発声練習の前に、一週間溜まった疲れや思い煩いを吹き飛ばすように、皆一斉に思いっきり大きな声で、「わー!」と叫びます。心を空っぽにして神様に向かって歌うための、大切なステップです。黒人奴隷の人たちが、思いを込めて叫び歌ったその状態に、私たちも入っていけます。
ゴスペルは調和(Harmony):
 私たちのクワイヤには3パート(ソプラノ、アルト、テナー)があり、我々テナーはソプラノとアルトに挟まれたところに位置します。つまり両手に花状態というか、花園にいる状態というか、男性4名は女声(テナーの女性4名も含め)に囲まれています。でも一端歌が始まると、男声も女声もありません。全員の声が一つにまとまり、心地よいハーモニーを作り出します。音の響きに包まれた感覚。陶酔の時間です。
ゴスペルは癒し(Comfort, Healing):
 テンポが速く元気な曲、美しい歌詞で心豊かになる曲、黒人奴隷の心の叫びが聞こえてくるような重々しい曲、喜びに満ちあふれた明るい曲、いろいろなゴスペルを一回のレッスンで数曲歌いますが、どれも私に元気をくれます。ゴスペルを歌う前は、疲れて悲観的な気分の時もありますが、レッスンが終わって帰る時にはいつも、元気で明るい気分に支配されています。「また来週も会おうね。」と声を掛け合って別れる仲間たちも、皆幸せそうに見えます。
 レッスン本当に楽しかった。8月の踊場地区センター ロビーコンサート、12月のクリスマスコンサート等々、楽しい発表の機会に向けて、練習頑張るぞ。
(湘南とつかYMCA 鈴木亜季)