2013年8月7日水曜日

地球市民としての一歩を

開発教育入門講座in横浜のご報告
 7月22日(月)開発教育入門講座in横浜を横浜中央YMCAで実施しました。(特活)開発教育協会(DEAR)のファシリテーターを招いて、パーム油についてワークショップを行いました。開発教育は「知り・考え・行動する」という視点で、地球上で起こっている様々な問題が、私たちの生活とも無関係ではないことを学び、身近なところからその解決に取り組んでいくための教育活動です。
 テーマの「パーム油」は私たちの生活に大変身近なものでした。インスタント食品やスナック菓子や洗剤など様々な製品に使用されています。しかしその製品作りの背景には、政府、パームオイル農場経営の雇用や安全保障の問題、農薬使用による環境汚染等があります。ロールプレイゲームでは、製品を輸入する日本企業人、農場経営者、雇用者と各役になりきり、問題の解決方法を探りました。互いの意見を聞き、今からできることをランキングにして考えました。情報収集、SNSで発信するなど出ました。参加者は、学生、教育関係者、横浜YMCA職員など約30人でした。考えたことが、行動へとつながることを期待したいと思います。
(横浜YMCA国際・地域事業 三宅晶子)