2013年8月5日月曜日

スイカを探す事からスタート

YMCAとつか乳児保育園 スイカ割りのご報告
 すっかり乳児保育園の夏の恒例行事となったスイカ割り!今年は7月下旬に行い大盛況で終了しました。
 今年もまずは部屋に隠されたスイカ探しからスタートです。
 部屋には2玉のスイカとダミーのボール5個を風呂敷に包んで隠し、子どもたちにスイカ探しを依頼しました。始めはキョトンとしていたのですが段々と勢いが出てきて、2歳児中心に部屋をぐるぐる回り、ついに「あったー!」との声が!しかし…次から次へと見つかるのはボールばかり…肝心のスイカはなかなか見つからず苦戦している中、ある子が棚の奥に隠れた重い物を発見!!明らかに今までと違う重みに子どもたちの期待も高まり、風呂敷を空けるとスイカが!「スイカだーー!」とジャンプして喜ぶ子も見られました。
この日は雨が降ったり止んだりの不安定な天候でしたが、スイカ探しが終わる頃には無事に雨も止み、園庭へ出ていよいよスイカ割りのスタートです!
 小さな子どもたちなので目隠しをしたり、ぐるぐる回って…という定番のスイカ割りは出来ないので、スイカを割る棒を一工夫し、『ピコピコハンマー・スポンジの剣・プラスティックバット・細い木の棒』の4種類を用意し子どもたちが好きな物を選んで割りに行きます!
 「やりたい人―?」という保育者の声掛けに「はーーい!」と元気に手が上がるものの、いざ中心に出るとやや緊張気味の子どもたち…もじもじしながらササッと終わらせて座りに行ってしまう姿がとても可愛らしかったです。
 そんな中でも元気いっぱいの3歳の男の子チームが頑張ってくれ、バットやピコピコハンマーでもスイカに何とかヒビが入り、最後は保育者が棒でひと突きし見事スイカが割れました!

そして、大きなスイカを切ってみんなで食べたのですが「おかわりちょーだーい!」が鳴りやまず、まるでスイカバイキング状態…手も口も真っ赤にしながらまさに“無我夢中”にスイカを食べ続ける子どもたちの勢いに圧倒される保育者…。
普段のデザートでは食べない子も「おいしー!」と言って食べたり、お迎えに来た保護者からも「家では食べないんですよー」という声が聞かれたり…。きっと皆で外で食べるスイカは子どもたちにとっても特別だったのかも知れませんね。
 まだ夏は始まったばかり!楽しいイベントをしながら今年も暑い夏を楽しく過ごしていきたいと思います。
(YMCA乳児保育園 吉田頌子)