6月に入り、キャンプソングを歌ったり、しおりや名札をつくりながら準備をしてきた夏キャンプ。いよいよ出発の日を迎えました。
1日目 12時過ぎには富士山YMCAに到着し、お弁当タイム。それから陣馬の滝へ。河原の石を滝に投げたり、岩登りをしたり、おいしいわき水も味わいました。富士山YMCAに戻って夕食をいただき、ホタルを見にバスで田貫湖へ。小雨が降り始めたので見えるかどうか心配でしたが、徐々に日が落ちてあたりが暗くなると一つ二つとホタルの明かり見え始め、じきに森の中はクリスマスのイルミネーションのように幻想的な明かりでいっぱいになりました。子どもたちは大感激。
そして2日目は、いよいよこのキャンプのメインイベント宝永火口までの山登りです。5合目まで行くバスの中では「雲にさわってみたい」「雲を食べてみたい」と楽しみにしていた子どもたち。
車窓からは鹿の姿を見ることもできました。5合目に到着すると下の方は雲に覆われ真っ白。しばし休憩をとってから山登りに出発です。富士山YMCAのおはなリーダーを先頭に一歩一歩急な坂道を登って行きました。
火口に近くなるに連れて雲の合間からお日様が顔を出し、到着した頃は綺麗に富士山山頂が見えました。
おにぎり弁当を食べて元気を取り戻し、下りは森の道を通って、木の根っこをまたいだり、滑らないようにバランスをとりながら降りて行きました。もうみんなへとへと、帰りのバスでは熟睡でした。 そしてしっかり充電をして夜のキャンプファイヤーに臨みました。同じ期間にキャンプに来ていたYMCAマナ保育園のお友だちと一緒に踊ったり、ゲームをして楽しく遊びました。さすがにみんな疲れたと見えて夜はぐっすりでした。
最終日もお天気に恵まれ、富士山YMCAの原っぱでチョウチョや虫を追いかけてゆっくりと遊びました。富士山YMCAでお昼ご飯を食べて、たくさんの思い出を胸に一路かわさき保育園まで帰ってきました。
(YMCAかわさき保育園 板崎 淑子)