2013年7月9日火曜日

手作りスコーンでティータイム

生麦地域ケアプラザ:パン教室のご報告2
 生麦地域ケアプラザでは、普段ケアプラザに来る機会の少ない男性向けのパン教室や、食育を進めるための子ども向けパン教室を昨年から実施しておりました。そのような中で、「女性は参加しちゃいけないの?」というご意見を多くいただき、地域の方ならどなたでもご参加いただけるパン教室を初めて実施することになりました。受付当初から、定員を上回るほどの人気ぶりで、当日は、今まで何十年も台所に立ってきたけど、パン作りは初めてという方々が集まりました。
今回は、パンの中でもお菓子に近く、家にある材料で手軽にできるスコーン作りにチャレンジしました。お話を伺ってみると、同じ地域にお住いの方同士で、よく道ですれ違いざまにお顔を見ることはあっても、お名前は知らなかったり、初めてお話しをするという方もいらっしゃいました。そこで、まず初めに自己紹介をしてから、パン作りを始めることにしました。
当初は、はじめましての方もいる中で、若干の緊張感が漂っていましたが、一緒に生地作り、成形と作業をされる内に、皆さん手を動かしながら、もう話が止まりません。「流行りの米粉で作ったらどうかしら?」「家で育てているハーブを入れてみてもいいかもね」と、盛り上がっていました。オーブンで焼き始めると、ぷ~んと部屋中にいい香りが広がり、思わず目を細めて、焼き上がりの時を今か今か、と楽しみにされていました。
午後のティータイムに紅茶を淹れて、焼き立ての手作りスコーンを皆さんでいただきました。今回作ったアールグレイの茶葉とオレンジピール入りのスコーンは大好評でした。「一緒に作って、共に食卓を囲んで食べることがこんなに楽しいなんて…とても幸せ!」と喜んでくださいました。次にもし機会があれば、何を作ってみたいか伺うと、「実はね…、ピザを作ってみたいの!」、「あ~楽しそう!」と、みなさん次回に向けて既にやる気満々でした。帰りがけも、「ねえ、次はいつやるの?」「早くピザ作りたいわ!」「絶対声かけてね。」と、既に次回の開催を待ちきれないご様子でした。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋)