先日、5歳児クラスの子どもたちが、富士山YMCAにキャンプに行ってきました。
キャンプコールでみんなの心をひとつにして、いよいよキャンプに出発です。
バスの中では、先生のギターにあわせて歌をうたったり、ゲームをしたりして元気いっぱいの子どもたち。
あっという間に富士山のふもとに到着しました。
最初のプログラムはにじます釣り。「釣れたー!」「触れたよ!」と大喜び。釣ったにじますを塩焼きにしてもらい、お弁当といっしょにいただきました。
1日目の夜を富士山YMCAで過ごし、翌日は西臼塚へ森の探検に出かけました。富士山YMCAのリーダーといっしょに「もりのくまさん」を歌いながら、森の奥に進んでいきました。耳をすませば虫や鳥の鳴き声がします。足元のさまざまな形の葉っぱを手にして「ハートの形だ!」「お花にも見えるよ」と興味しんしん。大きな木のトンネルをくぐったり、横になった木の上を綱渡りのように歩いたり。「あ!きりんみたいな木があるよ!」と高い木を見つけ、木のぼりにチャレンジする子どもたち。大自然の中でおもいきり遊ぶことができました。途中からどしゃぶりの雨になりましたが、「雨に負けないでがんばろう」とみんないっしょうけんめいに歩きました。
2日目の夜はキャンプファイヤーで大いに盛り上がりました。火を囲みながらみんなで心をひとつにしました。「この火の明かりが、みんなが大きくなってもここで過ごした思い出となり、これからもずっとみんなの心を明るく照らし続けてくれることを願っています。」と担任が話すと、子どもたちは火を見つめながら真剣な表情で聞いていました。
最終日は、おみやげの「はがき作り」をしました。原っぱで採った好きな葉っぱや花をはがきの上に置き、メッセージを書いた子どもたち。ペンの色を変えてみたり、絵もそえて思い思いに楽しかったことを書いてみました。はがきの上から、透明の紙を貼り付けたら、世界で1枚だけのオリジナルのはがきの完成です。この素敵なはがきは、富士山YMCAからおうちに郵送されました。
一緒にごはんを食べ、一緒にお風呂に入り、一緒に寝て、そして一緒にいっぱい遊んだキャンプ。始めは、なかなかまとまらなかったグループも、いつも間にか一人ひとりがグループを意識するようになり、自分から声を掛け、協力し合うようになっていきました。
全員で何度も歌った「ね」の歌詞のように、“♪たった3日間のキャンプで~こんなに近くになれるなんて~”とみんなが感じているのではないでしょうか。たくさんの思い出がつまったキャンプになりました。
(YMCAいずみ保育園 松本 慶也)