青空の下で、パイン(5歳児)組の子どもたちが田んぼにお米を植えました。
5月も残すところあとわずかになったよく晴れた日。ホサナのパイン(5歳児)組の子どもたちが田植えの体験に出かけました。体験をさせていただいた水田は、ホサナから保育園バスに乗って20分ほどのところにある水田でした。周辺には、たくさん水田が広がっていました。どの田にもすでに水が引かれていて、田植えがいままさにどんどん進んでいるといったところでした。
例年、ホサナの活動を支援いただいている厚木ワイズメンズクラブの石井さんから、田植えの手ほどきをしていただいています。ホサナのホールの半分ほどの広さの水田に、子どもたちが手で植えていきます。泥の中に裸足になって入って行く子どもたち。水路を流れる水は冷たいのですが、稲を田圃に植える前に田圃の土を水とこねて柔らかくし、デコボコを無くした「代掻き」を終えた田んぼに入るのは、暖かくて柔らかくて、気持ちが良いくらいでした。
田植えが終わった子どもたちは、他の代掻きが終わった広い田んぼでも遊んで良いよと農家の方に勧められ、さっそく走り回っていました。全身びしょ濡れになり、泥だらけになって遊びました。ホサナの近隣にあるとはいえ、それでも普段生活する身近にこういった田園風景がなくなって久しく、子どもたちが田植えや、田んぼで泥だらけになって遊ぶ体験は非常に貴重なものになってしまいましたが、きっと子どもたちのお父さんお母さんがたが子どもだった頃はまだ厚木市内でも身近に触れられた光景だったと思います。
自分たちの子どもの頃のお話をしてあげる、貴重な話題になるかもしれません。
この日に植えた稲は秋に刈り取り、ホサナのお餅つきの餅米にします。
(ホサナ保育園 野沢ひらく)