今日は平和の川柳を作るプログラムを行いました。川柳をいきなり作ることは難しいため、まずは平和について子どもたちと考える時間をもちました。
最初に、『かみさまのゆめ』という絵本を読みました。この絵本は、子どもたちにわかりやすいシンプルな言葉で、共に生きる大切さを教えてくれます。絵本を読んだ後は、班ごとに30枚ほど紙を配り、子どもたちの考える平和について、思いつくだけ言葉を書いてもらいました。あまりヒントのない中、子どもたちは平和について一生懸命考え、多いお友だちは13枚も書いてくれました。その後、班ごとに平和について発表してもらったところ、「お友だちと仲良くする」、「家族を大切にする」、「助け合う」、「挨拶をきちんとする」、「人の気持ちを考える」、「困っていたら助ける」、「食べることに感謝する」など、たくさんの平和に関する言葉があげられました。
普段平和について考える機会があまりない子どもたちですが、プログラムを行ったことで、「とっても楽しかった!」、「妹とけんかをしないように心がけようと思った」、「自分が平和について感じたことをたくさん書いたことで気持ちがスーっとした」と、子どもの中で意識が少しでも変わることができたと思います。そして、これを機に素敵な川柳ができると良いなと思います。
今後も、子どもたちがもう少しお友だちに優しく接してみようかな、思いやりをもって行動しようかな、と意識が変わるきっかけ作りをしていきたいと思っています。
(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 石原瑛子)