2013年6月8日土曜日

「ベタニア・ホーム」で楽しく交流

YMCA山手台保育園アルク「世代間交流」のご報告
 6月7日(金)、日頃、礼拝でお世話になっている横浜聖クリストファー教会の渡部司祭と一緒に4・5歳児の子どもたちが「ベタニア・ホーム」に訪問させていただきました。こちらのホームは渡部司祭が毎週月曜日、礼拝に訪れている高齢者施設です。今回はホーム近くの戸塚病院からも何人か入院している患者さんが来てくださいました。
 前日から心配したお天気も回復し、アルクからバスに乗りおよそ15分程でベタニアホームに到着。ホームに着くとみなさんの準備ができる間に中庭に案内していただき、こどもたちは芝生の上を走り回ったり、小さな虫を見つけたり、お庭のとなりにある(95歳!の方が毎日お世話をしている)畑で採れた新鮮なキュウリのトゲトゲをさわらせていただきました。
 準備ができると、みんな揃っておじいちゃん、おばあちゃんに元気よくご挨拶!ホームの方々から笑顔で「よくいらっしゃいました!」と優しく迎えていただきました。
ご挨拶の後は、懐かしいコマ回しやお手玉、おはじき遊び、あやとりやおりがみ、そしてアルクの子どもたちが大好きなカロムを一緒に楽しみました。はじめは少し緊張していた子どもたちでしたが、一緒に遊んでいるうちに「ねえねえ、おじいちゃん」と話しかけたり、「おばあちゃんと、これやりたい!」と言って「はいはい、順番ね」と優しく応えていただいていました。子どもたちはおりがみやカロムを教えたり、お手玉やあやとりを教えていただいたりと本当に楽しそうでした。

一緒に遊んでいただいた後は、アルクっこが司祭さまのギターに合わせて歌のプレゼントをしました。「おたまじゃくし」、「かえるのうた」、「七つの子」そして、「かたつむり」と誰もが知っているなつかしい歌におじいちゃん、おばあちゃんも手拍子をしながら一緒に大きな声で歌ってくれました。「かえるのうた」の輪唱もとても上手に歌うことができました。
楽しく遊ぶ時間はあっという間に過ぎてしまいます。今日のお礼に子どもたちはおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントをもうひとつ用意していました。一生懸命に作ったおりがみのハートのネックレスを子どもたちがひとりひとりにお礼をしながら、首にかけさせていただきました。
また、ホームの方々からも手作りのアクリルたわしと刺し子のふきんをいただきました。心のこもったプレゼントは大切にアルクで使わせていただきたいと思います。
今回の交流で、子どもたちは本当に嬉しそうでした。また、施設や病院の方からも子どもたちが訪れたことでみなさんの表情が明るく輝いていて、涙が出るほど嬉しいですといっていただきました。子どもたちを玄関の外まで出て、ずっと手を振って見送ってくださったおじいちゃん、おばあちゃん、ありがとうございました。
 司祭さまを通じてこうして交流の機会を与えられたことを神さまに感謝し、今後もこうした交流を継続していきたいと思います。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤 弘子)