生麦地域ケアプラザ:三麦会イベント参加報告
5月11日(土)三麦会(親麦子麦生麦の会)主催の「かしわ餅を作ろう!」というイベントに参加しました。三麦会は、生麦地域ケアプラザから歩いてすぐ近くにある生麦小学校の‘親父達の会’として発足し、親父だけでなくお母様方、卒業生の父母、小学校の先生方が協力して活動されています。三麦会のモットーは親子で楽しむことです。だから、子どもたちの楽しむ姿は勿論、親父達の生き生きとした姿がきらりと輝いています。写真の赤いTシャツを着ている方々が、三麦会のメンバーで、このシャツも自分達で作られたものです。
当日は、あいにくのお天気ではありましたが、80名以上の参加者が集まりました。普段スーパーや和菓子屋で並んでいるかしわ餅を目にすることはあっても、実際に自分で餅つきをして、かしわ餅を作るのはめったにできない体験です。会場に用意された大きな臼と杵、そこに炊き立てのもち米が湯気を立てながら運ばれてきて、いざ餅つきスタート!親父達が軽々と持ち上げていた杵を、子どもたちもよいしょと持ち上げようとしますが、予想外の重さに驚いた様子でした。親父達の力強い餅つきに子どもたちも興奮し、餅米がどんどんお餅になっていく過程をまじまじと見ていました。
餅つきが終わると、今度はつきたてのお餅を一つずつお団子にします。そしてお団子をうすく伸ばして、あんこをはさみ、柏の葉でくるんで出来上がりです。完成したかしわ餅の味は、今までに食べたことのないおいしさで、みんなおかわりをしていました。普段は仕事が忙しい親父達も、自らが楽しむ姿を子どもに見せ、それを見て子どもも思いっきり楽しんでいる様子が印象的でした。子供も大人も、先生もみんなの笑顔が溢れて清々しい気持ちにさせられました。
三麦会では、今後もまだまだ楽しい企画が盛りだくさんだそうです。今回、イベントにご招待いただき、ケアプラザと小学校、地域の方々との繋がりがより一層深められました。感謝して、今後もお一人おひとりが生き生きと日々過ごすことができますように祈りつつ、地域に耳を傾け共に歩ませていただきたいと願っております。
(生麦地域ケアプラザ 雪嶋)