2013年2月5日火曜日

おにはーそと!

YMCAとつか乳児保育園 「豆まき」のご報告

2月3日の今年の節分は日曜日だったので4日の月曜日に豆まきをしました。
 朝の集まり中に急に部屋の電話が鳴り出し「せんせーでんわだよー」とここまでは子どもたちも余裕の表情です。
 保育者が電話で出るとなんと電話の相手は鬼!「みんなのお腹に泣き虫鬼とか怒りんぼ鬼がいると鬼さんが連れに来るって言ってるよ!今から来るって!」と…。
すると子どもたちの表情も一変…。この時点で「やだーオニこわいーー」と泣き出す子もいました。

そこで鬼が来たらどうしたら良いかを保育者に聞かれ、前日にご家庭で豆まきをした子からは「おにはーそと!っておまめをなげればいいんだよ!」と何ともたくましい発言が出ました。そして自分たちで作った三方に入ったお豆をもらい、準備万端の所にテラスから鬼が登場!
赤鬼と青鬼の迫力にみんな唖然…すぐに泣き出す子、保育者にしがみつきながらも怖い物見たさでちらちらと確認する子、状況がつかめず呆然と立ちすくむ子…何とも大パニック状態の子どもたち。その中でも大丈夫な子は「お豆を投げれば大丈夫だよ!」との保育者のかけ声に一斉に豆を投げ始め、必死な表情で最前線で豆を投げ続ける姿は何とも頼もしいものでした。
子どもたちの努力の甲斐あって見事鬼退治に成功すると今度はご褒美に“食べてもいいお豆”をもらいます。お豆を持った保育者に名前と年齢を聞かれ、年の数だけお豆をもらい嬉しそうに食べすっかり怖さも忘れた子どもたちでした。
(とつか乳児保育園 吉田頌子)