先日図書館に遊びに行って子どもたちが見つけてきた『おすしのせかいりょこう』と言う絵本。保育者も初めて見る本でしたがたちまち子どもたちの中で大人気の1冊になりました。あまりの反響の良さに“保育の中に何かつなげられないか…”と保育者が考えたのが『お寿司屋さんごっこ』です。まず第1段はお寿司の制作です。
台紙には握りと軍艦のシャリだけが描かれていて、子どもたちがネタをのせていきます!
ネタの種類は…マグロ、サーモン、大トロ、たまご、イカ、きゅうり、いくらです。制作は季節に合わせて行っていますが、一斉にするのではなくコーナーを作る事で興味を持った子から始められるようにしています。
見た目も美味しそうなお寿司制作は大人気で順番待ちになるほど…。「どれにしようかな~」と悩みながらネタを選び、「おいしそうだね~」ととてもうれしそうにのりをぺたぺたと貼っていました。
あっという間にシャリだけの台紙は色とりどりの美味しそうなお寿司に変身!掲示を見た保護者の方からも「美味しそう!」という声が上がっていました。
保育者の考えた制作も子どもたちの手が加わると予想以上に素敵な物に仕上がります。
子どもたちの“やってみたいな”“おもしろそうだな”と思える制作を考えながら、その中で発達に合わせた道具や素材を使い、様々な経験を増やしていけたらと思っています。
(とつか乳児保育園 吉田頌子)