2012年12月5日水曜日

一足はやいクリスマスのお祝い

横須賀YMCA・ 横須賀米軍基地内『第30回クリスマス礼拝』の報告

 横須賀米軍基地内のアメリカ人の皆さんと一緒に、外国ムードのちょっと早いクリスマスをお祝いしました。
 12月2日(日)、17時から18時まで、横須賀市泊町の米海軍横須賀基地内チャペル・コミュニティにて毎年恒例の『第30回クリスマス礼拝』が行われました。横須賀YMCAでは3年前から希望者を募って参加しています。一昨年前は横須賀YMCAのスタッフだけ4名とその家族の参加からスタートし、次の年から一般からも参加希望者も増え、昨年は16名、今年は22名と年々参加者が増えてきています。
 今年は過去の参加者のご紹介で、YMCA山手台センターのスタッフや非常勤の方々もはるばる足を伸ばして参加していただきました。
 16時30分に京浜急行線汐入駅改札口前に集合、徒歩10分程で米海軍基地軍のゲート前に到着、セキュリティーチェックをした後で、シャトルバスに乗り、会場のチャペルに向かいました。日が落ちて暗くなり始めた外の風景をバスの中から眺めながら、所々に浮かぶ英語表記のイルミネーションに『ここはアメリカ!』というわくわく感が参加者一人ひとりの心に芽生えてきているようでした。約5分程で会場のチャペルに到着、急いで中に入ると、1000人以上入る大きな会場に、基地内に住むアメリカ人、横須賀地域の教会関係者や一般の日本人など、多くの方々がぎっしり座っており、横須賀YMCAからの参加者22名も、空いている席にバラバラに着席し、アメリカ人や地域の方々に混じりながらクリスマス礼拝に参加いたしました。
最初にYCCゴスペル・クワイアの皆さんの前奏と歌で礼拝が始まり、基地内の主任牧師や司令官大佐による英語のあいさつがあり、横須賀市内の久里浜教会や横須賀キリスト教会の日本人牧師による祈祷、聖書朗読、英語による説教、そして参加者のそれぞれの母国語、ラテン語、ポーランド語、英語、日本語で主の祈りが唱えられました。所々でギターによる賛美歌の演奏もあり、素敵なクリスマスの雰囲気を盛り上げていました。最後にYCCゴスペル・クワイアの皆さんの歌声に合わせて、参列者みんなで英語のクリスマス賛美歌を歌い、イエス・キリストの誕生を盛大にお祝いしました。
礼拝終了後はチャペルの隣のホールでピザ、お菓子、飲み物が振る舞われ、参加者同士の交流を楽しみました。YMCAからの参加者の中には小学生英語や中学生英語クラスの在籍メンバーもいて、多くのアメリカ人の参加者と、会話にチャレンジしている姿もみられました。終了時にはピザやお菓子のお持ち帰りのお土産もいただき、少し早い横須賀地域ならではのクリスマスを味わいました。
これから横須賀YMCAでは、12月8日(土)に『第26回横須賀ファミリークリスマス』、12月14日(金)に『親子で手作りクリスマス』など様々なクリスマスプログラムが目白押しです。たくさんの方々とクリスマスを共に楽しく過ごしたいと思います。ご家族、お友だちを誘ってぜひご参加ください。
(生涯学習部 佐々木美智)