2012年12月22日土曜日

プロテクト・ア・チャイルドプロジェクトからの実り

横浜YMCA11/7~11/12タイを訪ねる旅のご報告

 横浜YMCAとタイ・バンコクYMCAは、人身売買に遭う危険性の高い子どもたちを保護するプロテクト・ア・チャイルドプロジェクトを1994年から始めました。横浜YMCAでは国際・地域協力募金を用いて、タイ北部パヤオ県の児童保護シェルターの運営、教育支援などをしています。今回約15年ぶりにドナー5名と、YMCAパヤオセンターの子どもたちに会ってきました。2009年、横浜YMCA125周年記念事業で招待したセンターの卒業生ともバンコクで再会を果たすことができました。

山岳民族出身であったり、様々な家庭の経済的な事情でセンターに入所して、18歳まで教育を受けた後、立派に家族に送金しつつ、自立した女性となった卒業生たち。バンコク近郊の車工場やデパートのレジ係など職を得ていました。大学に進学するかは、個人の意志に任せるそうですが、
勉学に志のあるユースを横浜YMCAが継続的に支援している、その意義を感じることができました。
 (※プロテクト・ア・チャイルドドナーは年間36,000円で1人の子どもを生活・教育支援ができます。グループ・個人で登録が可能です。お問い合わせください。国際・地域事業kokusai@yokohamaymca.org)
(国際・地域事業 三宅)