10月7日(日)、西が岡小学校の体育館をお借りして、保育園アルクの運動会を行いました。生憎の雨天でしたが、体育館は子どもたちの元気な声と、大きな歓声でいっぱいになりました。
今年も昨年に引き続き、4・5歳児の子どもたちが仙台すずめ踊りを披露しました。今年は小学生になった卒園児の為に、山手台センターの成人会員の方と保育士リーダーたたちが協力してお揃いのはっぴを製作しました。また、運動会プログラムをすずめ踊りの扇子と同じ形に作ることで、皆が一緒に参加できるようになり、より一層多くの方が参加していただけるようにしました。小さな子どもたちも楽しそうに跳ね回り、可愛いポーズをとっていました。
まだまだ、復興支援の必要があること、支援の大切さを伝える良い機会になって欲しいという思いを込めたこの踊りは、見る人、踊る人の心に残るものになっているのではないでしょうか。
また、今年の保護者競技は『防災リレー』が行われました。保護者であり現役消防士である方が、毛布と竹の棒を使った担架の作り方と、人を運ぶときは頭から上げて足から下ろすこと教えてくれました。この競技の中で参加者たちは様々な障害物を越え、水鉄砲で火に見立てた赤い紙を消火?し、畳んである毛布と竹の棒2本を使って担架を作り、人形を運ばなければいけません。楽しみながら参加者全員が協力して担架を作ることを体験し学ぶことができる素晴らしい競技になりました。
当日、会場のセッティングや後片付けのお手伝いをしていただいた保護者の方、朝早くからお弁当を作ってくださった保護者の方、お忙しい中いらしてくださった来賓の方々、そして、はっぴ作りに協力をしてくださった成人会員の方など、多くの方々の協力を得て怪我をする人もなく無事に楽しく運動会を終えることができましたことを心から感謝いたします。
(YMCA山手台保育園 遠藤 弘子)