7月25日(水)~27日(金)、駿河湾奥部に位置する大瀬崎という場所で、2泊3日のキャンプを行いました。大瀬崎の海は穏やかで透き通り、関東周辺で1・2を争うダイビングスポットとして知られています。宿泊や海に行くことが初めての小学生を対象にしたこのキャンプ、非常にたくさんのお子さまにお申込みいただきました。
1日目の朝、集合場所では少し硬かった表情も、行きのバスで徐々にほぐれ、車内から海が見えた時には大興奮!ここからは細く曲がりくねる道を1時間ほど進み、お昼過ぎに現地に到着しました。昼食と開村式の後は、グループに分かれ、海水浴です。少し水温が低めでしたが、お魚を発見したお友だちもいたようです。夜は、大瀬崎にどんなお魚がいるのか、現地のインストラクターが作成したビデオを鑑賞しました。また、翌日のプログラムで使う、マスク・スノーケル・フィンのサイズ合わせも行いました。「明日はたくさんお魚が見られるといいな」、そんな希望を抱き、各部屋で就寝です。
2日目は、スキンダイビングとカニ捕りのプログラムを行いました。スキンダイビングの時間では、現地のインストラクターがグループに1人つき、浅瀬で呼吸の仕方などを指導し、海へ向かいました。グループによって様々でしたが、中にはライフジャケットをつけずに沖に出たお友だちもいたようです。一方カニ捕りのプログラムでは、スポットに辿り着くまでが探検形式になっていて、地図を見ながらみんなで協力しました。石を掻き分けると、そこにはカニが!割り箸にたこ糸でよっちゃんイカを吊し、小さなものから大きなものまで、たくさんのカニを捕ることができました。最後はカニを海へ帰して、宿に戻りました。夜は、浜辺でキャンプファイヤー。火の神様が火をつけ、炎が上がってからは、ゲームやキャンプソングで大いに盛り上がりました。また、このキャンプ期間中に誕生日を迎えたお友だちをみんなでお祝いもしました。
最終日は、朝からビーチクリーンです。ここでは、グループで1つのゴミ袋を持ち、缶のフタや花火などのゴミを集めました。朝食後は、このキャンプの思い出を絵に、キーホルダー作りをしました。そして、海やお世話になった現地のインストラクターとお別れをし、大瀬崎を出発、各解散場所へと向かっていきました。
(伊豆・はじめて海キャンプ引率担当 菊池敦史)