2012年8月6日月曜日

10㎞ウォーキングにチャレンジ

横須賀YMCA・ チャリティーウォーキングのご報告
東日本大震災からもうすぐ、1年5ヶ月が経ちます。私たちの生活は、震災のことは遙か昔のように感じるくらい日常の生活を取り戻しています。まだまだ現地での生活は、支援が必要なのが現状です。今年の初めに、横須賀YMCAをボランティアでサポートをしてくれているメンバーの「運営委員」という集まりの方達から、「横須賀YMCAで何か支援活動ができないのか?」と提案がされて、今回第1回目のチャリティウォーキングを実施する運びとなりました。今回の趣旨は…
参加費を募金にすること(昼食代除く)
実際に自分が被災したときに、どのくらいの距離が歩けるのか?試してみる。
YMCA全体として、どのような支援活動をしているのか?
1年以上経った現地の状況はどうなっているのか?
これらをキーワードに企画、実施しました。参加者は、横須賀YMCAスタッフ・運営委員メンバー・成人会員・一般参加者の合計14名。8時にストレッチをすませて横須賀YMCAを出発して、一路YMCA三浦ふれあいの村を目指しました。
    
10㎞の道のりを平均年齢60代?のメンバーは、軽快なトークと共に途中2回の休憩を挟んで2時間40分ほどで完歩しました。天候にも助けられ、一人の脱落者もなく歩くことが出来ました。
  
YMCA三浦ふれあいの村に到着したあとは、昼食を食べて、現地所長からの差し入れのスイカをおいしく頂きました。 午後は、昨年1年間「YMCA宮古ボランティアセンター」に勤務した、大塚スタッフから、昨年一年間の活動の様子を写真と説明で具体的に聞くことが出来ました。震災発生後と1年以上過ぎた今では、求められているものが変わってきていること。現地の皆さんは、前を向いてたくましく生活していること、被災の状況によって生まれている被災者同士の温度差の問題など様々な話をしてくれました。話を聞いたあとは、現地、仮設住宅で生活している方へ送る「表札」作りをしました。参加した皆さんは童心に帰ったように真剣に作業している姿が印象的でした。私たちの出来ることは、とても小さいことですが、それを積み重ね、継続的に行うことで現地の方々へ震災のことを覚えている、忘れていないと感じてもらうことが、現地の皆さんにとって少しでも、励みになればと思います。
参加してくれた皆さん、暖かいご支援、ご協力ありがとうございました。今回参加出来なかった皆さんも、今後継続して実施します。次回は、是非ご参加ください。
(横須賀YMCA 瀬戸俊孝)