2012年8月4日土曜日

幼児期から水の安全を学ぼう

YMCAあつぎ保育園ホサナ着衣泳のご報告
YMCA厚木保育園ホサナの4~5歳児は、毎月1回お向かいの厚木YMCAでプール遊びをしています。今年の夏は、初の試みで着衣泳をしてみました。いつものように水着に着替えて、その上から服を着て…「??」という顔の子どもたちも。みんなこれから何をするか分からず、緊張した面持ちでした。プールサイドでは、いつもと違う「もしも…」の時の話を聞いて、いざ水の中へ。水の中に入ってすぐプールサイドに出た時にみんな声を揃えて「おもーい!」とビックリしていました。水の中で円になって回ってみたり、歩いたり走ったりして体を動かすと、みんな「服が体に張り付いて気持ち悪い」「動きにくい」「バタバタできない」などと、初めて服を着てプールに入った感覚に戸惑っているようでした。川や海を想定して波を立てた中を走ったりしたときは、みんな真剣な顔をして行っていました。最後に服を脱ぎ水着になった時には、「軽くて動きやすい!」と水着と着衣泳の違いに驚いていました。
  
今回の着衣泳を通じて、服を着て水に落ちてしまうとこんなに動きにくく、危ないんだよ!ということが、子どもたちにも伝わったことと思います。夏は海や川で水遊びが多くなり、子どもたちにとって楽しい季節です。しかし、水難事故は絶えません。子どもたちが安全に楽しい夏を過ごせるよう、これからもYMCAは水上安全を、子どもたちには勿論のこと、地域の方々にも伝えていきたいと思います。
(YMCAあつぎ保育園ホサナ 中野恵子)