7/15(日)、踊場地区センターにて、C1カロムグランプリ神奈川大会が行われました。30組のチームの中には、遠く福島や新潟からもエントリーがありました。みんな「カロム」でつながった仲間です。気が付けば会場には、総勢100名強。当日は、中川ひろたカロム大使も駆けつけ、また、開会式、閉会式では、楽しいジョークや歌の披露もあり、大変盛り上がりました。肝心のゲーム中は、午前に午後のグランプリ戦に進むべく、熱い熱いリーグ戦が繰り広げられ、5分間という短い時間の中で、様々なドラマがありました。大人同士、子供同士、親子…多様なチーム編成が一堂に集まり、同じ条件の中で勝ち進み、午後の3位決定戦、決勝戦は囲碁や将棋の試合のような静けさかと思いきや、コマが穴に入るたびに(ルールはHPを参照してくださいね)大歓声が沸きあがっていました。遊びだけど、大会となればみんな気が引き締まり、涙あり笑いありの神奈川大会でした。見事グランプリを獲得した親子チームには、9月にいわき市で行われる全国大会への出場権が与えられました。今回の神奈川大会では、全国から応援やサポーターとしてたくさんの方々が集結しました。カロムで全国がつながっていく、福島を心の中で憶えていく…。目には見えない人と人とのつながりがこの踊場地区センターで育まれ、新しい出会いを紡ぐ場になれたことに心から感謝をしています。ありがとうございました。
「カロム」は絵本作家の中川ひろたかさんが推奨する、多世代が交流できるとてもアナログなゲームです。この「カロム」が今、福島県いわき市で作られています。そう、「カロム」を購入することでいわきの経済が少しだけど動き、それが東北の支援につながっていくのです。中川さんの声掛けから始まった福島県いわき市の復興を願うこの活動が、YMCAの保育園や学童の域を超え、踊場の地域でも広がるきっかけになった大会でもあります。これからも、踊場地区センターから発信し、地域の方々の活動拠点となる施設を目指していきたいと思っています。
(踊場地区センター 菅原祐子)