三菱商事株式会社様の全面支援の下、7月7日(土)~8日(日)において「三菱商事YMCAフレンドシップキャンプ・富士山サマーファミリーキャンプpart1」が行われました。東日本大震災の影響で神奈川・東京に避難されているご家族をご招待し、のんびりとした二日間を過ごしました。一日目のメインプログラムは、ニジマスつかみどりです。富士山の湧水の恵みをうけた、富士宮のニジマスは、日本一の漁獲量を誇ります。最初は、子どもたちも魚の勢いに気押されてしまっている感じでしたが、慣れてくると浅瀬に追い込んだり、子どもたち同士で連携するなど、各家族分をゲットしました。希望した子どもたちは、自分たちで内臓をとる作業も行いました。炭火焼きでじっくり塩焼きにしたニジマス…美味しかったですね。近隣の陣馬の滝の見学「こんな自然の中で、存分に水遊びができるなんて感謝です。」見学だけではなく、滝の裏に入り込んだり、水鉄砲で遊んだり、冷たさを忘れるくらい、おもいっきり遊びました。夜は、キャンプファイアーを行い、雨に降られず一日目が終了しました。
二日目は、チョイスプログラムを行いました。「凧作り」「ウィングブレード(エコヒコーキ)」は、思い思いのデザインを書き、大草原を気持ちよさそうに舞っていました。富士山型の皮のキーホルダーや、エコキャンドル作りでは、独創性のあるデザインが完成し、素敵なお土産になりましたね。最後は、薪割り体験&焼きマシュマロ…少し危ない感じもする薪割りや火付け体験ですが、正しく行うことで便利な道具に大変身です。苦労して着けた火で焼いたマシュマロは、外はパリパリ、中はトロトロの絶品スイーツを食べることができました。
参加した方々の交流もあり、避難している中での情報交換や意見交換なども積極的に行っていました。「避難先での苦労」「現在の福島の様子…帰るべきか、避難し続けるべきか」1年以上が経過した中、進展していることもあれば、まだまだ未解決のこと、時間が経過していることで新たな問題が発生していることもあると聞きました。笑顔、元気に過ごした二日間、お話しした一つひとつを胸に刻み、今後も富士山YMCAでリフレッシュの時を過ごしたり、様々な情報発信基地となるべく活動を継続していきたいと思います。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。笑顔・元気・つながろう日本
(富士山YMCA 三上淳)