7月20日(金)開発教育入門講座in横浜を横浜中央YMCAで実施しました。ファシリテーターを(特活)開発教育協会(DEAR)より招いて、パーム油の話のワークショップとレクチャーを行いました。開発教育とは、「知り・考え・行動する」という視点で、地球上で起こっている様々な問題が、私たちの生活とも無関係ではないことを学び、また身近なところからその解決に取り組んでいくための教育活動です。
テーマの「パーム油」は私たちの生活に大変身近なものでした。インスタント食品やスナック菓子や洗剤など様々な製品に使用されています。しかしその製品作りの背景には、政府、パームヤシ農場経営の雇用や安全保障の問題、農薬使用による環境汚染等があります。ロールプレイゲームでは、製品を使用する日本人役を含め、各役になりきって、問題の解決方法を探りました。互いの意見を聞き合って、今からできることを考える時間となりました。自由な発想を語れる、安心感のある雰囲気の中、終了することができました。参加者は、海外支援NPO関係者や、教育関係者、横浜YMCA職員など17人でした。今後の各YMCAにおける、横浜YMCA国際・地域協力募金活動を紹介する際のヒントとなることを願っています。
(横浜YMCA国際・地域事業 三宅晶子)