7月4日(水)『地震避難勉強会~もしも学童で地震が起きたらどうするか?~』を行いました。このプログラムは「地震発生時に自分がすべきことを学ぶ」「協力して話し合う」ことを目的とし、グループワーク形式で進めていきました。20種類の行動パターンが描かれた紙を【絶対にやること】【時間や余裕があったらやった方がいいこと】【しなくていいこと】の3つに分類し、自由なデザインで模造紙に貼って発表するという内容です。各々が持っている知識を出し合い、みんなの知恵を一つに集約し、グループで一つの作品を完成させます。話し合いの時間では、自分の考えだけで進めるのではなく、「~くんはどう思う?」「そういう考え方もできるね!」とお友達の意見に耳を傾け、他者を尊重しながらグループのみんなで協力する・・・そんな光景をたくさん見ることができました。
作品発表会では、どのグループも、どのような話し合いを経てなぜそのような分類になったかがきちんと伝わってくる内容の発表をすることができていて、リーダーは感心させられっぱなしでした。今回のプログラムでは、地震発生時の対応について学ぶだけでなく、グループワークを通して、お友達と協力し楽しみながら一つのものを作り上げるという二つの目的を達成することができ、子どもたちにとって大変有意義な時間になったことと思います。
20種類の行動パターン・窓から離れる ・リーダーの指示に従う ・真ん中に集まる ・頭を守る ・蛍光灯から離れる ・トイレに行っておく ・カーテンを閉める ・窓を閉める ・周りの安全の確認をする ・友達と相談する ・使っていたおもちゃを片付ける ・友達を探す ・貴重品を守る ・近くにいるリーダーにところへ集まる ・落ちてきそうな物を支える ・すぐに公園に逃げる ・防災頭巾を持ち主に渡す ・大きな声で助けを呼ぶ ・ドアを閉める ・倉庫から白テーブルを出して下に隠れる
(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷萌子)