6月16日、湘南とつかYMCAでは通常の水泳クラス内で着衣泳がはじまりました。メンバーたちは着衣泳の体験を通して自らと他者の生命を守るための様々な学びを深めていきます。
クラスの始めにはパネルや紙芝居を用いて海や川、プールの危ない行動や場所についての説明があり、皆さん真剣にリーダーの話に耳を傾けていました。
普段とは異なる状況で、洋服を着たまま水に入ると「重い!」「動きにくい!」と口々に話していました。また、足が付かないところでの経験として、プールの半面を深くし(湘南とつかYMCAのプールは稼動床です)、浮いて身を守る練習なども行いました。はじめは「足が付かなくて怖い」と言っていましたが、ペットボトルを持つことで浮けることや洋服の中に空気を入れて浮けることを体験しました。
高学年クラスでは着衣泳・普通救命のトレーニングされたリーダーから、1人で救助することがいかに危険で困難なのかを学び、泳ぎに自信があっても必ず大人に助けを求める事を学びました。
湘南とつかYMCAでは6月1日(金)~9月30日(日)の期間をウォーターセーフティーキャンペーンとして、全てのプログラムで命の大切さを伝えていきます。また、7月15日(日)には地域の方々のための着衣泳体験会が行われます。水の事故が増える夏を前に、ご家族で命の大切さ、着衣で水に入ることの大変さを学び、感じてみませんか?
横浜YMCA ウォーターセーフティーキャンペーン
http://www.yokohamaymca.org/program/20120601hc2.html
(湘南とつかYMCA 町島 崇史)