2012年6月30日土曜日

活動を通して一人一人の大切さを実感

川崎YMCA6月わんぱく探検隊「ポニー乗馬体験」の報告


 川崎YMCAでは恒例となった、低学年向けの日帰りキャンプ「わんぱく探検隊」!!
 2012年度第1弾は、ポニー乗馬へ探検に出かけました♪
 場所は、子どもたちも一度は訪れたことがあるという「こどもの国」です。親元を離れるのが初めてのお友だちも数名おりましたが、「こどもの国はいったことがあるから大丈夫!」と意気揚々♪当日は年長~小学3年生の20名と、スタッフ・リーダー10名でいってきました!
  今回、近隣の小学校では、前日に運動会があり、雨で順延になるとキャンプをキャンセルしなくてはいけないということで、いつも参加してくださる常連のお友だちが少なく寂しい気持ちもありましたが、「それでも、子どもが絶対いきたいというので!」と、キャンセル覚悟で申し込んでくれた方も多くいらっしゃいました。
さて、今回一番ドキドキしたのは「天候」でした。
前日の予報では、午前中いっぱい雨の予報・・・。もう、ポニーは諦めるしかないか…屋内プログラムに変更しかないかなぁ~と私が肩を落としていると、「リーダー!僕、てるてる坊主10個つくったよ!」「わたし、家中にかざって神様にお願いしているの!」など、子どもたちの諦めない声がたくさん届き、私も勇気づけられました。その願いが神様に届いたのか、なんと当日は日焼けをするほどの晴天!これには本当にビックリです。お昼ご飯のお祈りでは、グループ毎みんなで、神様に「ありがとう」を言っている姿が多く見受けられました。子どもたちが一生懸命に祈ってくれた気持ちも、大変嬉しく思いました。
まずは、子どもたち一番の楽しみ「ポニー乗馬」へ向かいました。
牧場前で出迎えてくれた、ポニーのはなちゃんを見ると、みんなのワクワク度がどんどん上昇していきます。お待ちかねの乗馬では、カウボーイハットをみんなでかぶって、いざポニーへ。「きもち~」「ちょっとこわーい」と1周まわってハイチーズ♪「たのしかったー!!」とみんな笑顔でした。
 プログラム②「お弁当・おやつタイム」
子どもたちにとっては、お母さん手作りのお弁当も楽しみの一つです。モーモードームの隣の芝生広場に敷物を敷いて、グループ毎おもいおもいの場所をみんなで決めて食べました。中には見晴らし台まで登っているグループもありました。また、その後のおやつタイムでは「ぼくのお菓子1つあげる!」「じゃあお返しね!」と、お友だち作りのとっておきの時間となっているようでした♪
 プログラム③「アスレチックポイントハイク」
午後は、子どもたちの3つ目の楽しみである「アスレチック」です。
子どもたちには指令書・指令写真を渡し、子どもたち同士で話し合いながら、ゴールであるメインアスレチックを目指し、各ポイント「たけのこさがしゲーム」「自然さがしゲーム」「ドキドキのつりばし渡り」「ローラー滑り台」を回っていきました。すると、子どもたちには自然と一人一人役割が生まれてきます。「今ここだから、つり橋はきっとこっちだ!」と地図を上手に読み取る子。「あ、ここに看板が出ているよ!」と周りを見て教えてくれる子。「よし、じゃあこっちへ進もう!」と賛同してくれる子。「あ、タケノコ発見!」「鳥の声が聞こえるね!」と、周りにある自然を気づいてくれる子。歌を唄って盛り上げてくれる子・・・などなど。
 このように、グループ活動・グループワークを通して、子どもたちには一人一人違いがあり、役割があり、みんなが必要な存在なんだということ少しでも感じてもらえるように、グループリーダーがいつも近くにいて、グループが少しずつまとまっていくよう声をかけたり、そっと手を差し伸べていました。
 ゴールにつくと、少し雨に降られましたが、楽しみにしていたアスレチックも十分に堪能でき、楽しいキャンプとなりました。
今後も、子どもたちが「キャンプなんてへっちゃら!」と思えるよう、まずは日帰りのキャンプから少しずつ活動を広めていきたいと思います。
次回、9月のわんぱく探検隊「ピザ作りに探検(予定)」で、会いましょう♪
(川崎YMCA 宮崎麻衣子)