5月20日(日)にアウトドアキッズクラブ5月活動を行いました。今月の内容は「野外炊事」!!すいとんとやきおにぎりを作りました。体験のお友だちを6人迎え、既存の3グループと体験グループの計4グループ、31人で活動しました。
YMCAに集合してからグループで「薪・火起こし担当」「食材担当」などの役割分担をしてこども自然公園青少年野外活動センターへと向かいました。現地では早速手順を確認し、必要備品のチェックや道具の運び出しに取りかかりました。事前の役割分担のおかげでそれぞれの意欲も高まり、スムーズに作業にうつることができました。
薪・火起こし担当の中には初めてナタを使うお友だちもいて、まずは安全確認や使い方から学び、実際に一人で薪を割りました。刃物ということもありどの子も真剣に、集中して取り組んでいました。その後の火起こしでも「どうしたら新聞の火が薪に燃え移り安定した火になるのか」を考えながらグループ毎に工夫して薪を組んでいました。
一方で食材担当のお友だちはエコクッキングを意識して、野菜はよく洗って皮を剥かずに調理しました。根野菜は硬く、包丁の扱いにやや苦労した面もありましたがみんなが食べやすいようにと一口サイズに切り分けて準備をしていまいした。
途中、火が小さくなってしまったときには薪をくべたり、もうやすいようにと小枝を拾ってきたり、うちわであおぐなど担当を超えてグループで協力しながら取り組む姿がありました。また、すいとん作りでは難しい粉と水の分量を微調整しながら慎重に捏ね、どのグループもおいしく仕上げることができました。
印象的な場面として上級生や野外炊事の経験のあるお友だちが初めてのお友だちに自主的に火起こしの事や片付けについてなど教えている様子があり、とてもたくましく、心強いお兄さん・お姉さんの様でした。どのグループも「うちのが一番おいしくできた!」とおいしそうにすいとん・焼きおにぎりをほとんど残さず食べきりました。もちろんお片づけも最後まで頑張り、楽しく終えることができました。
来月の活動では足柄ふれあいの村に今年度初の宿泊をします。今回の経験を生かしてもっともっとおいしいご飯作りにチャレンジします!
(横浜北YMCA 宇野蘭)