2012年2月6日月曜日

英語で積極的なコミュニケーション


中高生English Communication Project 2011のご報告

 12月26日(月)~29日(木)、中高生対象の英語キャンプ「中高生English Communication Project」を、東山荘(国際青少年センター 御殿場市)で実施しました。今回で7回目となるこの英語キャンプには茨城、千葉、東京、横浜、京都、熊本の全国各地より、中学生8名、高校生8名の16名が参加しました。
個人のスピーチ作業、パワーポイントを用いてのグループプレゼンテーション作業、外部講師による英語でのワークショップ、勉強を忘れて英語で思い切り楽しむEnglish Fun Timeとなっており、それぞれのアクティビティが、英語力のブラッシュアップ、グループワークを通してのコミュニケーション力の向上、役割理解、応用力を身につけていく手法となっています。
 今年度は「Natural Disaster、Disaster Prevention、Volunteerism、Energy」の4つのグローバルイシューをテーマとしてカリキュラムに落とし込みました。試行錯誤を繰り返しながらも、テーマへの理解を深め、今、自分たちがすべきこと、できることを提案していくプレゼンテーションへとまとめていったことは、きっと自信と達成感につながったことと思います。また、今回はワークショップにロイド・ナカノ氏(株式会社オータパブリケーションズ常務取締役 ホスピタリティデザイナー)をお招きし「nonverbalコミュニケーションより学ぶコミュニケーションの大切さ」というテーマで、日頃の人間関係の構築や、相手を思うホスピタリティを学びました。自分自身のコミュニケーションの自信を育む上で、新たな発見があったと思います。

 参加者はプログラム以外の場面でも積極的に英語で会話をするなど、非常に高いモチベーションが印象的でした。最後のスピーチ発表では、それぞれが抱いている「夢」や「自分」のことをしっかりと立派に伝えていました。また今回のキャンプでは、リーダーとして3名の過去のキャンプ参加者がサポートしてくたことも嬉しい成果です。このキャンプを通し、リーダーシップが育ち、バトンがつながれているということを実感します。友だちを増やし、その関係が続いていくきっかけとなるキャンプ、これからもグローバルシチズンを育み続けるという手ごたえを感じた3泊4日でした。
(中高生English Communication Projectキャンプディレクター 
中央YMCA 薄井佳代)