YMCA山手台保育園アルク・クリスマス会のご報告
保育園アルクでは、毎年アドヴェント礼拝を近くの日本聖公会・横浜聖クリストファー教会で行っています。今年は11月29日(火)より毎週アドヴェント礼拝を幼児クラスは教会で、乳児クラスは保育室で、アドヴェント・クランツと言われるロウソクに1本ずつ火を灯し、クリスマスのお話しを聞きながら行ってきました。
各クラスでもクリスマスの製作をしたり、子どもたちの写真を貼ったオリジナルのアドヴェント・カレンダーを作ったり、クリスマス会の練習をしたり、また園庭でキャロリングをしたりと子どもたちのクリスマスへの思いは日ごとに高まっていきました。
そして、12月17日(土)保育園アルクではクリスマス会を行いました。
乳児クラスはアルクの2階保育室で、リーダー手作りの人形による『本当のクリスマスのお話』の人形劇を保護者の方々と一緒に聞きました。とてもかわいらしい人形とセットは保護者の方々もビックリされていました。小さな子どもたちにも分かりやすいお話しは、その小さな胸にも残ってくれたでしょうか。
お話しの後は、みんなで歌うクリスマス会です!リーダーたちからミュージックベルのプレゼントの後、子どもたちも楽しみながら練習をしてきた歌やダンスを披露し、その可愛らしさに保護者の方々からもリーダーからも笑顔が溢れ、心から拍手を送りました。
幼児クラスはアドヴェント礼拝を行っている聖クリストファー教会をお借りして礼拝とクリスマス会を行いました。
アドヴェント礼拝で毎週灯してきたロウソクの4本目に火が灯され、司祭様が教会の鐘をならしてくださり、それをみな静かに聞き礼拝が始まりました。礼拝の前奏は5歳児たちが一生懸命に練習してきたミュージックベル!ちょっと緊張した面持ちの子どもたちでしたが、とても落ち着いて演奏することができました。そして、司祭様お祈りとお話をしていただきました。
クリスマス会では、保護者とリーダーのウクレレの演奏、そしてそれに4・5歳児が加わって『希望の歌』を披露してくれました。今年はこの演奏の他にも、3歳児の『ジングル・ベル』や全員で歌う『世界ではじめのクリスマス』を司祭様がギターで演奏してくださいました。在園児・またその保護者とリーダーによる演奏は仲の良いアルクをそのまま表しているようでしたね。演奏に参加し、ご協力をいただいた方々に心から感謝致します。
そして、4・5歳児たちの降誕劇は毎年、役決めを子どもたちが自分たちで決めることで、子どもたちの心が成長できる良い機会となっています。この劇の中のどの役が欠けても劇はできなくなってしまう、どの役も大切であるということは頭では分かっても自分がやりたいことを人に譲るのはおとなでも難しいものです。それを子どもたちが自ら友だちの為、劇のためにできるということは何と素晴らしいことでしょう!
このクリスマス礼拝・クリスマス会を通し、子どもたち自身もひとり一人が掛け替えのない大切な存在であり、愛されていることを心に留めて欲しいですね。また、神様がそのひとり子を私たちにプレゼントしてくださったように、子どもたちも人に分け与えることのできる喜び、また分け与えることによって多くの人を幸せにできることに気づき成長していることを喜び、神様に感謝していきたいと思います。また、神様が世の光りであるように、子どもたちも光り輝き続けることが出来る手助けを私たちが少しでもできますようにと願っています。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤 弘子)