８月１８日～２４日にかけて富士山トレッキングキャンプを実施しました。
メンバー１１名、リーダー２名、ディレクター１名の１４名が７日間を共に過ごしました。
期間中は天候に悩まされ、登山、ツリークライミングといった主体となるプログラムは全て雨で、自然には逆らえないことを実感しました。ところが雨にもかかわらず、参加しているメンバーは天候よりも、周りの友だちと楽しむことを優先して、ワイワイ騒ぎながら雨にも負けず楽しんでいました。
このキャンプの最大の目標である富士登山でも雨に見舞われ、六合目を過ぎた辺りから、横殴りの雨と吹き荒れる風に負けないよう一歩一歩踏みしめながら登り、途中、登山渋滞に巻き込まれながらも、七時間かけて本八合目にある山小屋まで全員辿り着くことができました。
山小屋ではホッと一安心したのか、自然と笑みがこぼれ、登山の話に花が咲きました。
翌朝は、天候を見て山頂を目指す予定でしたが、雨風は一向に止まずこれ以上登頂することは危険だと判断し、山小屋から途中下山することになりました。
山頂を目指すことはできませんでしたが、これを機にまた来年も登頂したいという声が上がりました。
最後まで諦めず、互いが励まし合いながら、楽しみながらキャンプを行ったことで、より絆が深まったのではないかと思います。
「また来年も会おう！」その言葉を最後にキャンプは解散しました。
またキャンプで会えることを楽しみにしています。
（富士山トレッキングキャンプディレクター 湘南とつかＹＭＣＡ 野田 知裕）