毎日の暑さにうんざりしていませんか。気象庁の発表では、この暑さは10月中旬まで続くと言われています。ですが、暑さの中にも、季節は秋へ移り変わってきていることを感じます。肌をなでる風、空に浮かぶ雲、青々していた稲穂が色づき、虫の声、アキアカネの群れと気づくといろいろなところで秋が近づいています。自然の美しさや変化を目や肌など五感を通して"感じる"体験、秋探しを親子でしてみてはいかがでしょうか。8月28日(土)に開催した「わいわいまつり」には、多くの家族がご参加くださいました。卒園児の家族、地域の方々も来園くださり大盛況で終わることができました。ありがとうございます。今年は、保護者による実行委員4名と担当職員2名が共に企画作成し作り上げました。保護者の方が運営したブース(手作り髪飾り)も加わり、おまつりを盛り上げてくださいました。当日のお手伝いにも、多くの方々が協力してくださり、感謝いたします。実行委員形式での催し物は、歩み出したばかりです。子どもたちの笑顔と大人たちの笑顔のために保護者と保育園が共に知恵と力を出し合い、協働出来たらと思っています。おまつりで得た収益は、横浜YMCA国際・地域協力募金として、タイ・ミャンマーの子どもたちの基金などに使われます。 幼児クラスでは、異年齢交流の時間を多く持っています。異年齢と関わることで今まで以上に優しい気持ちが芽生え、年長児は自分より小さい子へ手を差し伸べたり、そばで見守ったりしながら関わっている姿が見られるようになりました。これから行事の多い時期に入ります。幼児組の子どもたちにとって「お友達と一緒にいることが楽しい」「一緒に遊ぶ事がおもしろい」と感じる気持ちが、行事や様々な活動を通して子どもたち同士の関わりが豊かにしていく時期です。園で楽しかったことをお家の方にいっぱい話す事と思います。是非、聞いてあげてください。葛藤し、苦しかったことも話すかもしれません。子どもたちが経験したことが成長につながっていきます。暖かく見守りよりよい成長の手助けをしてあげたいと思います。
(YMCAたかつ保育園 園長 平川恭江)