川崎YMCAでは、川崎市より委託をされて様々な「介護予防事業」を担当しています。今回は、そのひとつ「転倒・骨折予防」講習会についてのご報告です。この講習会では、65歳以上の特定高齢者の方々を対象とし、読んで字のごとく、「転倒して骨折してしまう」ことを予防するために行っています。特に下肢の骨折は、長期間身体を動かさない生活を強いられ、結果筋力低下による要介護状態になる可能性が極めて高くなってしまいます。講習会では、筋力やバランス能力を高めるだけではなく、日常生活の住環境を見直し、「どのようなところで転びやすいのか?」「どうしたら転びづらい環境を整えていくことができるのか」といったことを共に学んでいきます。まさに「転ばぬ先の転倒予防!」です。
(川崎YMCA 北田純一)