朝、夕の風が冷たくなり体調を崩す子どもたちが増えはじめてきました。また感染症にかかりやすい時期ともなりました。特に乳児クラス(0歳児~2歳児)では、不調をなかなか伝えることができず、突然嘔吐をすることもあります。
その時にどれだけ周りの大人が迅速に行動し感染を防げるかが大切になります。そのことふまえ先日、乳児クラスでは「感染症予防」について、「戸塚区感染症予防対策指導者養成研修」を受講した職員と共に嘔吐の処理について再度学び、実践をおこないました。
ノロウイルスとは、①菌が少なくても感染してしまう感染力の強さ。②小さい子どもたちは重症化する恐れがある。故に予防は治療に勝る。また予防できる病気は予防し他者にうつさない。感染症を「持ち込まない」「持ち出さない」「拡げない」以上の事を職員間で再確認しました。
実践では、小麦粉を水で溶かして色を着けて吐瀉物に見立て、実際に嘔吐した時にどれくらい拡がるのか、周りにいる子どもたちはどのような状況になるのか確認をしました。また保育室でどうのような動きを職員間でできるのか、処理する物はどこに置いて置くのが良いか等考え、話が尽きることはありませんでした。
とつか保育園の園児たちが、健康な毎日を過ごせるようにこれからも研鑽を積むと共に保護者の方にも感染症について伝え理解を深めていきたいと思います。
(とつか保育園 斎藤真弓)