2014年10月16日木曜日

日本の中のアメリカ、米軍基地内を訪問し

横須賀YMCA国際平和交流のご報告

8月31日(日)午後3時から午後7時半で、アメリカ軍横須賀基地内の「Chapel of Hope(希望キリスト教会)」で、教会の関係スタッフ、教会員の方々との国際平和交流会が行われ、横須賀YMCA英語学校の小学1年生から高校1年生までの6名の生徒の皆さんが参加いたしました。
 ゲートをくぐればそこはアメリカ、厳しく入国確認が行われ、参加者6名、引率スタッフ2名の入国が無事許可された後、晴れて私たちは日本の中の『アメリカ』に足を踏み入れることができました。
まず基地内を循環して走るバスに乗って「Chapel of Hope」の建物に到着。まずこの教会のブライアン牧師先生とその家族の皆さんが歓迎のあいさつをしてくれました。その日、偶然誕生日だった小学1年生のMさんに、バースデイ・ ケーキがサプライズでプレゼントされ、みんなでHappy    Birthday を歌ってお祝いをするという、思いがけないパフォーマンスもありました。
ケーキを食べながらさっそく英会話タイムです。普段の基地内での仕事内容や横須賀基地の役割・日本で生活をしていてどう思うかなど、ひとりずつ、みんなで英語の質問にチャレンジしました。少々難しい点は引率の戸高先生が助け舟を出してサポートをしてくれました。
『戦争(第2次世界大戦)の後、日本とアメリカが大切なパートナーになって今に至ってくれて嬉しい。』という、ブライアン牧師先生の言葉が印象的でした。
 その後のフリータイムには基地内のショップへ行って、自分で英語を使ってアイスクリームを買うことにチャレンジしました。英語が通じて思いのアイスクリームを手にした時は大喜びでした。やっとの思いで買ったアメリカの本場のアイスクリームの味は皆さんにとって格別だったのではないでしょうか。
午後5時から教会の礼拝が行われ、私たちも静かに心をあわせて参加いたしました。エレキギターや電子ピアノ、ドラムの演奏と一緒に歌われる讃美歌など非常にかっこよかったです。
礼拝の後、最後に教会員の人達が用意してくれたSupper(夕食)を一緒に食べ、教会のメンバーの方々や子ども達と一緒に楽しく交流の時を持ちました。

今回参加してくれた生徒の皆さんたちは、普段はYMCAで一生懸命英語を勉強していますが、外国籍の方を目の前にすると実際はなかなか言葉を口にするのは難しいようです。それでも皆さんは元気にそれぞれの英語力に合わせてコミュニケーション作りにチャレンジしてくれました。今回の参加者にとって、このプログラムを通して日頃学んでいる英語学習の成果が少し発揮できたのではないかと、期待いたします。
こうした外国文化に触れるプログラムは横須賀YMCAでは今後もどんどん予定いたします。ぜひ平和にも関心を持ちながら、横須賀ならではの身近なところで実践できる、多国籍の方々との英語でのコミュニケーション作りにこれからもどんどん関わっていきましょう!
(横須賀YMCA 戸高・佐々木)