9月30日(火)に、保育園アルクにて不審者対応訓練を行いました。
毎年、保育士を対象として行っている訓練ですが、今年ははじめて子どもたちも一緒に参加し、不審者に対する訓練を経験してもらいました。
子どもたちには事前に不審者が侵入してくること、訓練であることを伝えてから訓練開始。不審者としてアルクに侵入したのは泉警察署の生活安全課少年係、スクールサポーターの方です。
いつもの平和なアルクに不審者が現れます。保育士たちは保育室に侵入を防ぐように不審者に対応、子どもたちの避難、警察に連絡、お散歩中のクラスに連絡、子どもたちの安全確保の為のバリケードを作る、不審者対応への応援、と毎年の訓練の成果を訓練で発揮することができました。
また、山手台センターの館長にも不審者対応に参加していだだきました。
一方、はじめてこの訓練に参加した子どもたちは、不審者の対応にでた保育士を心配したり、興味を持って見に行こうとする子がいたり、不安になり保育士の側から離れない子などがいましたが、この経験が子どもたちにも安全を考える良い機会となったようでした。
訓練後は、スクールサポーターの方から「もし、不審者が侵入してきたら?」「もし、公園などで不審者にあってしまったら?」など、緊急時にどう対応していったら良いのかを教えていただき、最後は警察の敬礼の仕方を教えていただき大喜びの子どもたち。みんな揃って敬礼をしてお礼をしました。
毎年行っている訓練でも、反省や注意点を話し合い多くのことに気付かされます。この訓練を通して、不審者に対する注意などをご家庭でも話し合う機会としていただきたいとおもいます。
たくさんの人々や神様に守られているアルクの子どもたち、安心して過ごし成長していけるように私たち保育士も常に非常時に備えることを忘れずに、保育園だけではなく山手台センターのスタッフ、地域の皆さんとも協力し合いながら子どもたちを守っていきたいと思います。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤 弘子)