2014年7月15日火曜日

職業体験をしました

YMCAとつか学童クラブ高学年活動のご報告
 湘南とつかYMCAでは、週に数回1階ロビーにてパン工房「アンジュ」のパン販売を行っています。「アンジュ」は、地域活動支援センターの施設で、発達障がいのある方たちがパンの製造や販売をし、将来社会で働くための準備をしている施設です。
 7/4(金)は、その「アンジュ」のパン販売のお手伝いを高学年のお友だちにしてもらいました。とつか学童では初の試みのため、子どもたちも興味津々!事前に、パン販売は「遊び」ではなく「仕事」であること、YMCAの代表として一生懸命働こう!と子どもたちと約束をしました。
 いざお手伝いがスタートすると、リーダーとの約束をきちんと受けとめお手伝いに励んでくれました。明るく大きな声で「いらっしゃいませ!」とお客さんを出迎え、パンを購入してくださったお客さんには「ありがとうございました!」と大きな声で送り出しをしてくれました。さらに、今回お金の計算も子どもたちにしてもらいました。お手伝いといってもその日は立派な「アンジュ」の店員です。間違いのないよう的確に計算をし、お釣りを渡すことが出来ました。

お手伝いが終わった子どもたちの顔は、少し疲労の表情もみられましたが、それ以上に達成感でいっぱいの表情がとても印象的でした。「普段できない貴重な体験をすることができて良かった!」「とっても楽しかった!」「2時間立ちっぱなしって大変なんだね」という様々な感想を聞くことができました。

今回の職業体験は、高学年だからこそできると考え企画したプログラムです。今後もパン販売のお手伝いは持続し、子どもたちに仕事の大変さ・楽しさ・責任感・達成感を学んでいってほしいと思います。
(YMCAとつか学童クラブ 石原瑛子)