横浜北YMCA・福島・宮城のこどもたちのキャンプ「コンフィデンスキャンプ」のご報告
7月19日(土)~21日(月)、富士山YMCAにおいて「コンフィデンスキャンプ」が行われました。このキャンプは東日本大震災の被災者を支援しようと、関東学院中学高等学校の学生が集めた募金をもとに実施をいたしました。参加者は宮城・福島から大人・こども39名、関東学院学生・先生15名、スタッフ・リーダー5名、総勢59名。発達障がいの子どもたちも多く参加しました。福島駅・仙台駅で集合し、新幹線で東京駅へ。そこから貸し切りバスで富士山YMCAへ。
焼きそばパーティー・ニジマスのつかみ取り・川遊び・キャンドルファイヤーなど3日間たっぷり、思い切り遊びました。今回は関東学院の高校生がリーダーとして参加してくれました。元気な力で子どもたちを引っ張っていってくれたおかげで、子どもたちは大満足。夜にはお父さん・お母さんが震災の様子を高校生・リーダーに語る会が開かれ「震災のことをわすれないでほしい」「明日が必ず来るとは限らない。いつか行こう、いつかやろう、のいつかが来るとは限らない」など重みのある言葉をいただきました。高校生がじっと聞き入っているのが印象的でした。また、子どもたちの「お母さんいないの?」「流されたの?」などと普通にやりとりをしている姿を見て、私たちは言葉が出ませんでした。
震災から3年がたちましたが、爪痕は大きくのこされています。伝えたい人と知ってもらいたい人をつなぐこと、そしてそれを継続していくことが私たちの使命と心から感じるキャンプでした。
これからも皆さまの支援をよろしくお願いします。
(横浜北YMCA 山中奈子)