3月2日(日)桐蔭横浜大学にて、第3回横浜YMCAダンス発表会が実施されました。この発表会は、東日本大震災復興支援プログラムとして2012年3月を第1回目として開催され、今回で3回目となりました。発表会の参加費の一部は募金として被災地に送られます。震災から3年を迎えますが、被災地では現在でも困難な状況におかれている方々がたくさんいらっしゃいます。ボランティアはだんだんと少なくなり、街頭で支援を呼びかける募金活動も見なくなってきました。ですが、私たちにはできること、そしてしなければならないことが、まだまだ沢山あるはずです。そんな思いを込めて、この発表会で被災地の方々に少しでも元気を送ることができるよう、子どもたちも一生懸命踊りました。
当日は雨が降る中でしたが、78名の子どもたち・指導者・保護者の方を含めると300名の人数となりました。第一回目の発表会では想像ができなかったくらい、今回は駐車場や観客席が満員となりました。多くの方々にご参加・ご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。発表会では、子どもたちが一年間の練習の成果を存分に発揮するとともに、元気いっぱいに会場を盛り上げてくれました。年々、演技もレベルアップしており、さまざまなジャンルのダンスが楽しめました。演技後のインタビューでは「緊張したけど、楽しかった!」「笑顔で踊れた!」という声も聞くことができました。
今回の会場である桐蔭横浜大学とは、学生の方々を実習生として横浜YMCAが受け入れていることからスタートし、よりよい関係を築かせていただいております。今回もまた大学の会場を利用させていただき実施できたことに感謝いたします。会の最後には、横浜YMCAの実施している支援活動の紹介DVDをみなさんにご覧いただきました。これからも、一人ひとりが支え合い協力し合いながら、私たちが今すべきこと、そして未来に向かってすべきことを考えていければと思います。最後になりましたが、発表会を開催するにあたり、多くの皆様にご協力いただきましたことを感謝申し上げ、ご報告とさせていただきます。
(横浜中央YMCA 品川亜耶)