1月9日の給食は岡山県のB級グルメでした。この日の献立は、蒜山(ひるぜん)焼きそば、白菜スープ、ごぼうとちくわの煮物で、おやつは、きびだんごでした。
蒜山焼きそばは2011年B-1グランプリで優勝した岡山県真庭市蒜山地方のB級グルメです。
普通の焼きそばはソースで味付けしますが、蒜山焼きそばはフルーツなどの入った甘辛の味噌だれで味付けし、具には鶏肉や名産のキャベツが入ります。
いつもとはひと味違う焼きそばに子どもたちの反応はどうかなと心配しましたが、たくさんおかわりをしてくれました。
今回キッチンから紹介したのは、「さくさくパンダ」というお菓子でお馴染みのカバヤ食品。岡山県に本社を置き、お菓子を中心に製造している会社です。樹脂粘土を使い、「さくさくパンダ」のマグネットを作りました。そして、岡山県のゆるキャラ「ちゅっぴー」子育て支援のキャラクターでハートの尻尾とオムツを履いているのが特徴です。
最後に岡山県発祥のものをいくつか紹介しました。国産デニム、ミルク金時、卓球、飲食店によるセルフ式うどん、点字ブロック、カラオケボックスなど・・・知らないことが多く、子どもたちは真剣な眼差しで聞いてくれました。
おやつには桃太郎でおなじみのきびだんごを作りました。食べる前にはリーダーが桃太郎の絵本を読み、イメージ作り。こちらは好きな子と苦手な子に分かれたようです。
訪れる機会は少なくても、このような形で岡山県を知ることにより、日本各地への興味を広げていってほしいと思います。
(山手台保育園アルク栄養士 岩本由実絵)