
そして、12月14日、クリスマス会の日。4本目のキャンドルに火が灯されると会場は厳粛な雰囲気に包まれました。
乳児クラスの礼拝では、職員が、イエス様がお生まれになった時のお話「降誕物語」をペープサートで行いました。子どもたちはじっとその様子を見つめていました。細かい内容は分からなくても子どもたちなりに感じるものがあったようです。
幼児クラスの礼拝では、いつも神様のお話をしてくださる白岩牧師が、“イエス様がお生まれになった時のお話”や“どうしてイエス様がお生まれになったのか”をお話いただきました。
子どもたちは、「これはこういうことだよね」などと言いながら、イエス様について少しずつ理解が深まっているようです。
続いて、4歳児クラスの子どもたちが讃美歌「まきびとひつじを」を歌いました。少し難しいリズムや音程の入った讃美歌ですが、緊張しながらも頑張って歌いあげました。
次は、5歳児クラスの子どもたちによるページェント(降誕劇)です。この日のために毎日練習を重ねてきました。一人ひとりがその役の大切さを知り、丁寧に演じ切りました。
ページェントが終わった後は、保護者だけでなく、見守ってきた先生たちの心にもじーんと伝わってくるものがありました。また、練習の時から5歳児を見つめてきた、3歳児クラスと4歳児クラスの子どもたちも、いっしょに歌やセリフを口ずさんでいました。このようにして、来年、再来年と憧れの役を演じたいと子どもたちが育っていくんだなあ、と感じました。
本当のクリスマスはこれからです。クリスマスを迎えるまで、いずみ保育園では、毎日、みんなで集まりキャロリングを行っています。アドベントカレンダーの全ての日付が開けられ、中の絵が見えるまでもう少しです。クリスマスを楽しみに待ちながら、毎日を楽しく過ごしていきたいと思っています。
そして、子どもたちといっしょに、イエス様の誕生の日をお祝いするとともに、困難の中におられる方々も、素敵なクリスマスを迎えられますようにと祈っています。
(YMCAいずみ保育園 伊藤綾)