2013年11月26日火曜日

味は何処で判断しているんだろう?

YMCAとつか学童クラブ 食べ物実験クラブのご報告
 YMCAとつか学童クラブでは月に1度、【食べ物実験クラブ】という活動をしています。
 曜日は変則的で11月は月曜日に実施をしました。興味を持った子どもたちが時間になると集まります。毎月の人数も増え始め、今回は約25名でした。
 今月のテーマは「味覚について」。≪甘味、酸味、塩味、苦味、うま味≫の五味をあげてもらい、「みんなはどこで味を判断しているのかな?」と少し難しそうな質問から実験がスタートしました。
5つのグループに分かれて、グループ対抗実験です。目を閉じて、鼻をつまんで、『ある食べ物』を食べて、味を当ててもらいました。見ている側としては何とも不思議な光景ですが…実験です。プ二プニしていて、甘いから『グミ!』とは判断できたものの、更に味まで当てるのは難しかったようです。5グループ全て違う味なのに、オレンジやりんごが2グループ出てきてしまいました。「よく味わうと、甘いけど、酸っぱさもあるなー」と、鼻をつまみながら、色々な意見を言ってくれました。鼻のつまみを離すと、すぐに香料で「パイナップルだ!」「モモかぁ!」と盛り上がりました。人は普段、目、鼻、耳や舌などを使って、どんな食べ物かを判断したり、味わっていることを伝えました。
そして、今回はもう一つの実験をしました。粉末タイプのレモネードを溶かして、温かいお湯で出来たものと、冷たい水から出来たものの、味は同じかどうか…という実験です。同じ粉末量ですが色や甘味の強さも異なり、みんな不思議そうでした。食べ物には甘味、塩味など、それぞれ一番感じやすい温度があります。おいしく食べるには温度も重要であることを伝えました。
次はどのような実験をしようかな!来月の食べ物実験クラブの活動をお楽しみに!

(YMCAとつか学童クラブ 新村綾奈 ・ 湘南とつかYMCAウエルネス 永塚嘉子)