2013年10月25日金曜日

家族で楽しむうんどうかい

YMCA山手台保育園アルク運動会のご報告
 毎年、お天気の心配が募る運動会でしたが、今年は気持ちの良い青空の下、行うことができました!
 今年のオープニング、年長児キリンぐみによる応援団は、初めて竹馬に乗って入場。初めはうまく乗れなかった子もいましたが、当日は全員が支え無しでしっかりバランスをとって歩き出す事ができました。その姿は、ハイハイしていた赤ちゃんが自分で歩き出した時のようで、思わず赤ちゃんだった子ども達を思い出しては涙を拭う保育士たちでした。きっと、保護者の方々も同じように大きな成長に感動されたのではないでしょうか。応援団の元気な応援にも元気付けられました。子ども達の達成感に満ち溢れた表情も印象的でした!
順番にかけっこをした後、各クラスの競技が始まります。手作りのシュノーケルをつけて小さな「あまちゃん」に変身した0歳児アヒルぐみ。お気に入りの遊びを楽しみながら、皆さんに一人ひとりご紹介しました。初めての運動会でしたが、大好きなお家の方と触れ合いながら笑顔で楽しめました。
 1歳児ウサギぐみは、大好きな「バス」をテーマにお家の方と一緒に簡単なサーキットを楽しみ、ダンボールで作ったバスに一人ひとり乗って嬉しそうに走っていました。
 続いて海賊に扮して登場した2歳児リスぐみ。サメに食べられないように、島から島へと渡ったり、サメに捕まったリーダーを紅白玉を投げて助けたりと見事なチームワークを見せてくれました。最後には「ひょっこりひょうたん島」のダンスも踊りました!
 3歳児クマぐみは、いつも楽しんできた「忍者ごっこ」を競技にしました。大きなリーダーやお父さんをよじ登って手裏剣を取ったり、竹の棒を使って、ぶら下がりや豚の丸焼きも披露!修行を積んで、立派な忍者になりました!
 4歳児ヒツジぐみと、キリンぐみは個人演技でマット、棒のぼり、竹馬にそれぞれ分かれて、得意な技を披露しました!棒のぼりでは3mほどある竹の棒を、自分の目標まで登りました。設定していた目標よりもさらに上へ!と頑張る姿も見られて、応援にも力が入りました。
 そして、団体演技として二人三脚、三人四脚・・・とだんだん増えていき全員がつながった19人20脚も圧巻でした!
午後の最初は、ヒツジ・キリンぐみによる「仙台すずめ踊り」3年目になる今年は有志の保護者の方とリーダーも加わり、夕方の練習を重ね、東北にいる仲間達へ届くように、復興への願いをこめて踊りました。踊りを一新して難しくなったにも関わらず、見事な一体感が表現されていて、感動でした。
その他にも地域の子ども達が参加できる「ぐるんぱ」の競技や、祖父母と子ども達による玉入れ、毎年たくさんの保護者の方が盛り上げてくださるデカパンリレーは小学生の部も加わり、さらに盛り上がりました!
 竹馬などに使用する竹をいただいたり、それを使って竹馬を作っていただいたり、たくさんの方の協力があり、今回の運動会が出来上がりました。また、保護者競技も保護者の方が考え、準備してくださったり、当日の準備・片付けにも多くの保護者の方がお手伝いに関わってくださいました。皆様のご協力なくしては成り立たない運動会でした。改めて感謝いたします。
 後日、保護者の方より「手作りのものが多くあってあたたかい運動会でした」というお話もいただきました。そう感じていただける運動会ができたことを私たちも嬉しく思います。大きな怪我も欠席もなく、お天気にも恵まれて、たくさん笑った一日でしたね。ご参加いただいたご家族の皆様、ありがとうございました!
(YMCA山手台保育園アルク 織原信枝)