2013年9月13日金曜日

自分たちで育て、調理して、食べる

YMCAとつか乳児保育園 夏の恒例行事きゅうりチャンプルー作りのご報告
 そらぐみ(2歳児)の12人全員で”きゅうりチャンプルー作り”をしました!
 例年は園庭でできたゴーヤーでゴーヤーチャンプルーを作っているのですが、今年は不作だったので、代わりにたくさん出来たきゅうりで代用する事にしました。毎日プールの時にみんなで水やりをしていた、思いの詰まったきゅうりです!
 まずはきゅうりの収穫からスタートです!「トゲトゲしてるね~」と獲れたてのきゅうりを持ってとっても嬉しそうな子どもたち。その後きゅうりチャンプルーを作ってくれるという、きゅうりマン(の役の保育者)を呼びに行くことにしました。すると事務所の奧の部屋から「きゅう…きゅう…」というつぶやきが…!!勢いよく登場したきゅうりマンに、棒立ちになる子どもたち。その後もノリノリのきゅうりマンとは温度差があるものの、きゅうりチャンプルー作りが始まりました!
まずは下ごしらえで、もやしのヒゲ取りチームと、きゅうりなどの野菜を刻む様子を見学するチームに分かれました!きゅうりの種の部分は水分が多いので取り除いていたのですが、それをつまみ食いできる、というので大人気のきゅうりチーム!一方人気のないもやしチームは「これ、めんどくさいんだよね~」という声まで聞こえてきていましたが、根気のある子が黙々とヒゲ取りをしていました!
もやしチームは、とうふを揉んで細かくしたり、難しい卵割りにも挑戦!卵割りはとても達成感があったようで「○○ちゃん、たまごわれたよ!」と得意げな姿が見られました。

下ごしらえができると、いよいよ炒めます!油を温める時のパチパチという音に耳を澄ませたり、きゅうりマンの「次は何が入るでしょう?」というクイズに静まりながらも、「…もやし?」などと答え、楽しんでいました。そしてフライパンで煽って炒める決め技に、その都度後ろに下がって大盛り上がりの子どもたち!

できたてのアツアツをみんなで囲み、一緒に食べました!
 きゅうり、もやし、にんじんと、野菜がたくさんのきゅうりチャンプルーでしたが、自分たちで作った物は格別!普段は野菜が苦手な子も、あっという間に完食していましたよ!
 その頃にはきゅうりマンともすっかり打ち解けていました。降園時に保護者の方に報告すると、「うちでは食べないんですよ~」と驚かれている方もいました。
みんなで成長を見守ったきゅうりを、みんなで収穫、調理し、外で食べるという経験を通し、
子どもたちの表情からたくさんの驚きや楽しさがあった事が見て取れました。今後もクッキングの機会を持ち、食への関心を育くんだり、お手伝いが楽しめる時間を過ごしていきたいと思っています。











(YMCAとつか乳児保育園 多田もとみ)