横須賀YMCA英語学校では、7月25日(木)から27日(土)までの3日間、ジャマイカ出身の英語講師Dave Collymore(デイブ コリモア)先生と毎日午前10時から17時まで1日じっくり時間をかけてフィールドトリップを楽しむプログラム「English アウトドア 3日間」を実施いたしました。
1日目に訪れた三浦市三崎町の「油壺マリンパーク」では、イルカとアシカのショー、360度見渡せる大きなドーナッツ型水槽で気持ち良く泳ぐ海の生き物たち、かわいいペンギンやカワウソの子どもたち、三浦海岸に生息している生き物たち、魚たちのパフォーマンスや各水槽内での魚たちの食事タイムなど、いろいろな海の生き物たちを観察しながら、Dave先生から生き物の名前を英語で教えてもらいました。サメの赤ちゃん、ヒトデやナマコなどを直接触ることもできるコーナーもあり、その不思議な感触に皆大はしゃぎでした。
帰りは近くの砂浜まで降りていき、Dave先生からYMCA安全キャンペーンの紙芝居を通して、夏休み中に安全に遊ぶためのお話を読み聞かせしていただきました。
2日目は横須賀市浦郷町のリサイクルプラザ 「アイクル」を訪問しました。とても大きく立派な建物の中で、私たちの生活の中で生じるゴミがどのように集められ、この施設内でどのように処理されていくかを学びました。毎日横須賀市のあちこちから大量に届けられるゴミを大きなユーフォ―キャッチャーのような機械で豪快に掴み、移動する迫力ある作業機械、大人の人たちが地道に手作業で働く様子、ごみからリサイクルされて洋服やエプロン、帽子やネクタイが作られていること、私たちが飲むジュースや調味料などのビンのかけらが、道路整備の際にリサイクルされて使用されていること、このようなお話を施設の担当の方から伺い、子どもたちにとって様々な新たな発見があり大変充実した時間を持つことができたようです。
お昼を食べて午後にYMCAに戻った後は、使用済みのペットボトルを使ってマラカスを作り、保護者見学会にいらしたご家族の方の前で「Seven Steps」という英語の歌を、Dave先生のジャマイカリズムに合わせて元気に体を動かしながら、楽しく披露することができました。
3日目の訪問場所は藤沢市湘南台の「こども文化センター」。みんなにとってはちょっと遠いところでしたが、電車を乗り換えて最終日もみんな元気いっぱいで出掛けました。丁度「こども文化センター」では、夏休みの特別企画として「びっくりムシムシ昆虫ワールド」展を開催しており、昆虫についてのお話や展示、昆虫の視点から見た世の中の様子の体感、セロハンテープを使って自由にデザインした昆虫作りを楽しみました。
また、常設展示コーナーでは、一昔前の昭和時代の日本の生活体験、体全身を使って楽しむ遊具、世界の民族文化や科学体験のワークショップなど、様々なカルチャー体験も楽しみました。
YMCAに戻る途中で道路を歩きながら、アスファルトの中にリサイクルされた緑色や茶色のガラス瓶のかけらを発見した時は、みんなで感動しながら前の日のリサイクルについての振り返りをすることができました。
毎日猛暑の日々でしたが、お休みする人もなくみんな頑張って元気に過ごしてくれた3日間でした。
保護者の方からは、「普段行けないところに連れて行ってもらえてよかったです。」「学年の違う子どもたちとも関われ、お互い仲良く、お友だちになれてよかったです。」「この3日間でとても積極的になりました。」などのご意見をいただきました。
また冬休みも外国人の先生と一緒にみんなでいろいろな地域の探検へ、一緒にお出かけしましょう!
(横須賀YMCA 佐々木)