2013年8月6日火曜日

預かった大切な命を守るために

YMCAオベリン保育園・小児救命救急法研修のご報告
 YMCAオベリン保育園では、保育園で預かっている大切な子どもの命を守っていくために小児救命救急法の研修を職員研修として行いました。 
 今回は、横浜市立市民病院の松山三鈴さん(小児救急看護認定看護師)と新地志保さん(救命救急センター・HCU)に講義をいただきました。
 子どもの誤飲や心停止、溺水等事故を予防するための対策と意識の大切さを伺った上で、事故が起きた時の対処法を学びました。又子どものダミーを用いて心肺蘇生(AEDも含め)の手順を実際に行い、人工呼吸や胸骨圧迫等での乳幼児と児童・成人との違いを体験的に学ぶことが出来ました。

今回研修を実施し、研修を受けて安心するのではなく、もし実際に事故が起きた時に焦らず、職員のチームワークを持って適切に対処できるよう、日々の保育の中で「もしこの状況で事故が起こったら」とシュミレーションを職員ひとり一人が常に行っていくことが大切であることを深く学ばされました。
 日々の保育の中でシュミレーションを重ねていく、このことは救命救急だけでなく地震や火災など災害に見舞われた時への準備としても大切な行動であることを再確認することが出来ました。
(YMCAオベリン保育園 中台厚)