2013年7月11日木曜日

きれいな藍染めのハンカチができました!

横浜北YMCAアウトドアクラブ7月活動報告
 7月7日(日)、横浜北YMCAアウトドアクラブは生田緑地で7月の活動を実施しました。
 強い日差しと蒸し暑さで、登戸駅から生田緑地までの道のりは予想以上に過酷なものでしたが、こまめに水分補給を行いながらみんなで頑張って歩きました。
 生田緑地到着後は、グループごとに園内を散策して周ったり、枡形山の展望台に上ったり、科学館で川崎の自然に関する展示物を見学したりして過ごしました。
昼食の後、いよいよ今回の活動のメインとなる「藍染め体験」の実施です。


藍染めとは、タデ科の一年草の藍の葉を干し、切り刻んで発酵、加圧させたものに石灰や灰汁を加えてさらに加熱、発酵させて作った「藍液」に浸し、空気に触れさせて酸化させて再度浸しを繰り返して染色するもので、江戸時代などには多く行われていた手法です。
まずは真っ白なハンカチを結んだり、折り畳んで洗濯バサミで留めたり、ビー玉や棒を包んで輪ゴムで留めたりしていきます。結び目や洗濯バサミや輪ゴムで押さえてある部分は藍に染まらずに白く残り、模様となります。
 ある程度はどういった模様になるかをスタッフの方に教えてもらいましたが、実際にやってみないとわからないことでもあり、みんな完成後の模様を想像しながら、黙々と作業していました。
その後はハンカチを藍液に浸し、2分ほど経ったところでいったん引き揚げて空気に触れさせた後再び藍液に浸しました。
作業終了後、出来上がりを確認してみると、藍色の生地に様々な白い模様が浮き上がり、その出来のよさにみんな満足そうな表情を見せていました。




(横浜北YMCA 阿部正伴)