2013年7月6日土曜日

収穫の日を待ち望んで

YMCAとつか乳児保育園 乳児園菜園のご報告
 毎年チャレンジしている“家庭菜園”ならぬ“乳児園菜園”。今年は特に力を入れて、テラスにはミニトマト、ゴーヤ、きゅうり、オクラ、びわ、パセリ、ミント等様々な食材が植えられ子どもたちが毎日水やりを手伝ってくれています。
今年一番最初に出来たのはパセリです。パセリは給食室にお願いしてその日の給食のマカロニサラダに入れてもらいました。次に出来たのがきゅうりとオクラです。きゅうりの成長はめざましく、葉っぱに見覚えのある物がぶら下がっている事に子どもたちも興味津々で「あっきゅうりだ!」「おおきくなったねー」と毎日眺めては今か今かと収穫の日を待ち望んでいました。
1番最初にとれたきゅうりは10㎝にも満たない物でしたが、何とか20数人に渡るよう小さく切って子どもたちと試食タイム!テラスに切ったきゅうりを持っていくと、たちまち人だかりが出来、「ちょーだい!ちょーだい!」の大合唱。普段野菜が苦手な子も「おいしー」と言って食べていました。
オクラも収穫出来たのは5㎝に満たない物が2本…。これも給食室でうすーくスライスしてその日のスープに入れて出してもらいました。
 いつもはご飯に来るまで長い時間をかけてトイレに行き、手を洗う子どもたちですが…「スープにさっき採ったオクラが入ってるよー」と伝えると「えー!みせてみせてー!」と急にスピードアップして部屋に入ってくるのでした。
最近では栄養士が食材を持って部屋に遊びに来て様々なお話をしてくれたり、食材に触れる機会を作っています。(皮付きの空豆には興味津々でした)これから夏にはとうもろこしの皮むきや枝豆のさや取り等でお手伝いもしていきたいと思っています。
 こういった小さな“食育”を通じて食べ物を身近に感じたり、野菜の形や匂いに興味を持って、普段の食事をより美味しく、楽しく食べる事に繋がれば良いなと思っています。
トマトやゴーヤも元気に育ちますように…!

(とつか乳児保育園 吉田頌子)