2013年6月17日月曜日

お父さんといっしょに野外料理、そしてドキドキした空中散歩

富士山YMCA「父子アドベンチャーキャンプ」実施報告
 6月8日(土)~9日(日)において第40回ファミリーキャンプ『父子アドベンチャーキャンプ』(7家族14名)を実施しました。インディアンは、昔から生きる上での大切なことを、父と息子がキャンプをしながら伝えていったと言われています。大自然の中で父子が向き合い、どんな二日間になったのでしょうか。
 最初は、富士山YMCAの最北部に位置する竹林に向かいハチク採りを行いました。ニョキッと顔を出したハチクを採り、みんな大満足です。しかし、この後、料理するのは父子・・・美味しくできたのでしょうか。野外炊飯の前に、同じくハチクを利用しマイ箸作りを行いました。ナタやカンナ、小刀など、少し危険な道具ばかりですが、今日はお父さんがマンツーマン指導なので安心です。少しずつ箸らしくなっていく竹にみんな自然と笑顔になっていきましたね。さぁ一日目のメインイベント野外炊飯スタート!メニューは「たけのこご飯」「たけのこと豚肉、たっぷり野菜の和風スープ」「たけのことシャケのちゃんちゃん焼き」でした。父子でレシピを確認しながら行ったり、薪での火の調節方法を伝授したりと、父子が語り合いながら作っていきました。新鮮なたけのこ、自分で苦労して作ったマイ箸、父子だけではなく参加しているみんなで作ったご飯、とってもとっても美味しかったです!夜は、ナイトハイクを行いました。なかなか歩くことのない闇夜、朝霧特有の霧の中の冒険は、自然を存分に感じることができました。


二日目は、フォレストアドベンチャー・フジに挑戦しました。日本で最初にできた富士山麓のアウトドアパークです。木、空、山、風、大自然を存分に感じることができます。木の上に作られた足場に登り、少し不安定な橋を渡り、空中移動します。安全器具を装着しているとは言え、3m以上の高さは子どもたちだけではなく、お父さんもドキドキだったことでしょう。低学年の子どもたちは、最初は「怖い」という気持ちの方が大きかったようですが、お父さんや二日間過ごした友だちの激励のおかげで少しずつクリアしていきました。自信がついた表情は笑顔で溢れ、逆にお父さんをリードするくらい、楽しむことができました。今回は、キャノピーコースでしたが、次回はアドベンチャーコースにチャレンジしましょう!


上記のようなプログラムだけではなく、自然の中ですごす表情、友だちとの会話や遊び方、お部屋での様子、お風呂や食事など、二日間、父子が向き合い、新たな発見や気づきがあったと思います。次に会う時はさらに大きくなった父子にお会いできることを楽しみにしております。二日間ありがとうございました。
(富士山YMCA 三上淳(おはなリーダー))