2013年5月28日火曜日

こどもの成長を見守り

YMCAあつぎ保育園ホサナ保育事業のご報告
 天気にも恵まれた今年のゴールデンウィーク。皆さんはご家族でどんな思い出を作りましたか?
 進級・新入園から一月が経ちました。ホサナでの子どもたちの様子もだいぶ新しい奮起に慣れてきました。初めてホサナに通い始めて、朝送ってきてくれたおうちの人と離れるときに泣いてしまっていた子どもたちも、笑顔で「いってらっしゃい!」ができるようになりました。
 今年のゴールデンウィークは、天気にも恵まれて行楽日和が続きましたね。お休みがとれた皆さんは、ご家族でどのようにお過ごしになりましたか?最近は「屋根より高く」鯉のぼりがたなびく風景もなかなか見ることができなくなってきましたが、子どもたちの健やかな成長を祈る気持ちは、時代が変わっても変わるものではありません。ホサナの子どもたちも、保育園でそれぞれの組でいろいろな鯉のぼりを作り、おうちに持って帰って飾りました。

鯉のぼり飾りは、中国の故事に由来します。中国の黄河上流に竜門という激流が連なる滝があり、そこを登り切った魚は霊力が宿って龍になるといわれていました。ある時、一匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら竜門を登りきったところ、鯉は龍へと変身し天に昇っていきました。こんなお話から、子どもたちの健やかな成長を祈る気持ちが込められた飾りとして、5月の節句で飾られるようになったのだそうです。
子どもたちの成長を祝う日本の風習を大切にしながら、子どもたちの日々を見守っています。
(YMCAあつぎ保育園ホサナ 野沢ひらく)