2月1日もうすぐ立春。暦の上での節分は次の日曜日の2月3日でしたが、金曜日のこの日にたかつ保育園では節分の豆まきをしました。
まず、2歳児から5歳児の組の子どもたちが集まり、保育者から「昔々鬼がいて、人を病気にしたり、食べ物を育たないようにして悪い事ばかりしていたそうです。そこで人々は、鬼を退治しようと決めました。豆には不思議な力があると言われていたので、鬼に向かって豆をまいたそうです。」という「どうして節分に豆をまいて鬼を追い払うのかな?」という疑問に答えるお話を聞き、みんなで「豆まき」の歌を歌いました。
「この日、たかつ保育園に鬼がやってくる。」と聞いてきた子どもたちは、みんなで集まってお話を聞きながらも、その鬼がいつやって来るのかと、そわそわしていました。「鬼なんかこわくないもん。」と言っていた子どもたち。
そんな中、いざ大きな赤鬼が、みんなの集まっているお部屋に登場すると、みんなさあっとあとずさり…。それでも大きな声で「鬼は外、福は内」と元気に掛け声をしながら、豆まきをしました。
子どもたちは、朝登園してきたときからから「鬼は怖くないから大丈夫。」「泣かないもん」と言っていましたが、いざ本当に鬼が来ると驚いてしまい泣き出してしまう子もいました。でも、頑張って豆を鬼にまき続けた子どもたちのおかげで、たかつ保育園からも鬼は退散していきました。
豆まきが終わると、お楽しみの給食。先ほどみんなの前から逃げていった鬼は、今度はとてもかわいい給食に変身し、今度はみんなの胃袋の中に退治されてしまいましたとさ。
今日の豆まきで、子どもたちは悪いものをたくさん追い払ってくれました。今年一年、みんなが健康で、笑って、楽しく暮らせますように。
(YMCAたかつ保育園 野澤ひらく)