2012年11月5日月曜日

コーディネーショントレーニングを学んできました

横須賀YMCA・ スタッフトレーニングの報告

 先月、富士山YMCAにてスタッフの宿泊研修を行われ、その中で『コーディネーショントレーニング』を体験する時間がありました。
『コーディネーション(能力)』とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、状況を目や耳などの五感で察知し、それを頭で判断し具体的に筋肉をいかすといった一連の過程をスムーズに行う能力です。水泳、体操、サッカーなどさまざまなスポーツや、運動の土台となる7つのコーディネーション能力を育てることが重要と言われています。

体験では、子どもたちが実際に行う練習を数パターン行いました。落ちてくるボールを取る。投げたボールが戻ってくる前に何回拍手ができるか?足に挟んだボールを上げてキャッチするなどなど・・・日々運動に関わるスタッフも、悪戦苦闘していました。内容だけ見ると一見、遊びのような感じがしましたが、最近の子どもたちは、遊び方が以前とは変化して、こういう動きを自然と身につける機会が減っているようです。また、出来ない運動を我慢して繰り返し、練習することが良いのか?視点を変えて、こういう基礎運動能力を高める練習が意外と技術習得の近道になるかもしれません。現代の子だからこそこういう体験が必要なのだと思います。
横須賀YMCAでは、今回の学びを活かし冬休み講習会で『運動能力向上クラス』を実施します。興味のある方は、是非ご一報ください。
HPは、こちら→http://www.yokohamaymca.org/wellness/
(横須賀YMCA 瀬戸 俊孝)